円が『えーーーん(泣) 』って見えて草。 | Honolulu Music Society byなかじー

Honolulu Music Society byなかじー

出自は日本生まれの日本育ち。
米国籍を取得してハワイに在住する音楽家であり実業家。3児の父。

今までの日本人には発想出来なかった独自の視点と解釈を元に展開されるちょっとだけ凄いブログ。
更新不定期。

​Aloha!

透けて見えてしまう。


いや、頭皮がではないですよ?




執筆時に158円突破(笑)


もう日銀、財務省はもちろんのこと政府もなにも手が打てないと見透かされていますよね(笑)


今後この円安の割りを喰うのは間違いなく中小零細メーカーでしょう。1番顕著なのはトヨタの下請け企業。


この円安下で下請けメーカーが仕入れなければいけない部材の高騰に合わせてトヨタさんは納入価格を引き上げてくれるわけがありません。トヨタさんにとっては下請けはパートナーではなく奴隷ですからね(笑)


僕にとっては『対岸の火事』ではありますが年老いた母は年金暮らしなので円の価値が下がることは即、生活苦に繋がる問題です。


僕がドル資産を母に送金していなかったら暮らしは非常に貧しい方向に行かざるを得なかったでしょう。


しかしながら日本にはウチの母みたいな『助け船』を期待できる後期高齢者がどれだけ居るのか?


高齢化社会である日本で円安による物価高騰を『問題なし』と言い切れるのって身近に年金生活者が居ない苦労のない人か、もしくは世の中の動き鈍感な人なのか、はたまたその両方である可能性大ですね(笑)


日本の皆さんにとって過度な円安=資産の目減りでしかありません。お金を稼ぐことが出来ない年金生活者に想いを馳せられないなら日本人とは弱者に冷たい、思い遣りのカケラもない人が多数ということになってしまいます。


まぁ結婚もせず子供ももうけない人が多数派になってしまった日本人に、その辺のミクロの視点としては自分の感情論以上の事柄を理解することは難しいのかもしれませんけど僕には日本が『弱者をおもんばかる』という精神性の面に於いても劣化している気がしてなりません。


いずれにせよ、


アベノミクスの大失敗のツケを日銀も財務省も政府も誰にも解決出来ないのだろうな、と世界中に知らしめてしまったと思います。


日本、頑張って!


でも最悪ダメなら逃げて!


というしかないですね。


Mahalo!