THIS FALL…! | Honolulu Music Society byなかじー

Honolulu Music Society byなかじー

出自は日本生まれの日本育ち。
米国籍を取得してハワイに在住する音楽家であり実業家。3児の父。

今までの日本人には発想出来なかった独自の視点と解釈を元に展開されるちょっとだけ凄いブログ。
更新不定期。

​Aloha!

ついに来ましたァァン!



JOKER  Folie à deux


フォリ・ア・ドゥーというのはフランス語で言うところの感応性精神疾患の事で、平たくいうとキチ◯イと一緒に居ると健常者もまた狂うっていう事らしいですね。


これからロードショーまでに何回かトレーラーが発表されるんだと思いますが観に行かなくちゃと思っています。


個人的な事ですが、僕は今の奥さんと結婚出来たことによって大きく人生が変わりました。

それと同時ににウチの奥さんも僕と結婚したことで大きく人生が変わったと思います。


僕自身は彼女と結婚したことでアメリカ人としてのアイディンティティを完全に確立したことに加えて、日本人であった自分のルーツを鮮明に自覚するようになりました。


ウチの奥さんはご先祖にファウンディングファーザーが居るような家の子なので、家柄としては白人至上主義的な家系の一族なんですよね。つまり、東洋の黄色人種と結婚するなんてのはあり得ない家の子だったわけです。


男と女が惹かれ合う時、互いの心と心が激しくスパークして感応しあって2人にしか生み出せない世界を創る。ウチの場合はソレが3人の子供であり、僕自身でもあり奥さんの存在を含む『我が家』ってことなんだと思います。


奥さんの家はお義父さんがわりと早く亡くなられていて、ウチの奥さんも4大には行けず短大を自力で卒業した子なので自立心が強い反面父性に対する渇望があったからなのか僕みたいなひとまわり以上も歳上の男と結婚してくれました。彼女の父親が生きていたらもしかしたら僕となんかは結婚してくれなかったかもしれないし、もし恋に堕ちても家族からの反対で結婚したとして、それは今みたいに祝福された結婚ではなかった可能性も。いずれにせよウチの奥さんは自分の家族からはフォリ・ア・ドゥーだと思われていたかもね?って事ですねぇ。


何が言いたいかとかいうと、恋に落ちること、惹かれあってお互いを補完しあって万能感を得ることは素晴らしいんだよってことで、JOKERという映画では単にキャラクタームービーではなくて、そうした人間と人間が心を通わせる時の心の意味っていうのを描いて欲しいなと思うんですね。


また前作の頃からずっと思っているのが、JOKERは選曲センスがレベチだと言うことで、僕はJOKERのあと武漢肺炎パンデミックで世の中がおかしくなるまではJOKERで使われた楽曲は必ずセットリストに入っていたくらいでした。

Smile、Rock'n'roll part2、White room、That's life。鉄板ですよね(笑)


中でもRock'n'roll part2でベースギター担当の子がジョーカーダンスを踊るのがバカ受けでした。

ちなみにこのチープでヨレた感じのスライドを再現するの僕はかなり得意でして、コレを逆に『いい音』でキッチリ弾いちゃうとこのニュアンスにはならないんですよね。

多分今後も新しいトレーラーがリリースされる度に記事にするかもですが、楽しみで仕方ないです!


Mahalo!