今日は雨の1日
読書日和かもしれませんね
今回の読書ノートは『ネバーランド』
久しぶりの恩田陸さんの作品です
物語の舞台は、ど田舎にある
伝統ある男子校の寮。
年末に帰省せずに残った男子生徒3人と
その寮に入り浸る通学組の1人
4人が過ごす7日間の物語です。
青春ものというイメージで読み始めたところ・・・
な、なんだかコワイ![]()
恩田陸さんの学園ものはコワイものも多いから
予想できたはずなのに
心の準備ができてなかったわ~![]()
寮で4人だけになったことから生まれる
どこか不均衡な危うい空気。
ちょっとしたことで彼らの世界が
一気にひっくり返ってしまうのではないかと
読者に、漠然とした不安を感じさせます
それなのに次の瞬間
さわやかだったり、おばかだったりする
4人の他愛もない会話に変わるので
あれ![]()
今感じたうすら寒さはなんだったんだろう~![]()
って、思っちゃう。
この構成が、物語を面白くしています
そして徐々に4人の抱える秘密が明らかに。
それらは深刻で、
決してほんわかする物語ではないけれど
でも、未来に希望がもてるエンディングで
ほっとします![]()
彼らにとってこの寮は
外の世界の大人から、
そして自分たちが大人になるという事実から
距離をおける場所、まさに『ネバーランド』
ここから旅立っていった彼らが
どんな大人になるんだろう、
いろんなこと乗り越えて
きっとみんなステキな男性になるんだろうな
と、最後はそんな気持ちにさせてくれる
1冊でした![]()
