リロダとは、ビルマ(現ミャンマー)のカレン族の言葉で

「図書館」を意味する言葉です


以前、このブログで

難民キャンプへ絵本を届ける運動と、

NGOの『シャンティ国際ボランティア会』

をご紹介しました

(過去記事はこちら)


今日の読書ノートは、シャンティのスタッフとして

タイにあるミャンマー難民キャンプの図書館支援に携わった

渡辺有理子さんが書かれた本

『希望への扉 リロダ』です




少数民族であるカレン族の少女マナポは、

ビルマの政府軍に追われ

タイの難民キャンプに逃げてきます


これまで学校で学びたくても

政情その他の理由で叶わなかった

多くのカレン族のこどもたちが

このキャンプで学び、

カレン語を読み書きすることを覚えていく中で

民族としての誇りや将来の希望を

取り戻していく物語です


長い間の政情不安で、

ビルマにはこどもたちのための絵本が少ないのです

でもこのリロダでは、NGOの支援を受けて

日本の絵本にカレン語訳のシールを貼ることで

自分たちの言語で読書ができるようになりました


過去記事にも書きましたが

わたしたち家族も以前、

このシールを貼る運動に参加したことがあります




そもそもなぜ、

このような支援が必要なのかという背景や

キャンプにいるこどもたちの様子、

それを見守る大人たちの思いを

この本はわかりやすく伝えてくれているので

長女も真剣に読んでいました


わたしたちが一枚一枚シールを貼った絵本が

今もキャンプのどこかにあって

カレン族のこどもたちが

手に取ってくれてるんだなと思うと

胸があつくなります


政治や民族など、難しいことはわかりませんが

ただただ、娘たちやわたし自身がしてきたように

絵本の楽しさ、新しい世界を知る喜びを

このこどもたちにも感じてほしいと

願わずにはいられないのです