今日、ずっと楽しみにしていた映画を観に行きました


山田洋二監督の『小さいおうち』




ひとりで映画を観に行くのって何年ぶり?と

考えてみたところ

長女が幼稚園・次女が2歳の頃。


子育てで疲れ切ってて、自分の時間はないし

主人はその頃も仕事が忙しくて

わたしなんだか孤独汗


ある日曜日、ついに限界が来て

プチ家出したんでした~

(若気の至り・・・しょぼん


車で出たものの、行くあてもなく

「そうだ、映画くらい観てもいいよね!」

と開き直って映画館へ。


そのとき上映してたのが

エディ・マーフィーのコメディ・ホラー

『ホーンテッドマンション』


はっきり言ってその時は

もっとシリアスな映画を観て

とことんドンヨリしたい気分だったのに。


「今、わたしはエディを観たいわけじゃない」

という葛藤と、

「何が何でも今日は映画を観る!」

というヘンな意地で、

カップルばかりの中、おひとりでコメディを観るという

今から考えてもおばかなことをしたのでした

面白かったけどね にひひ


そして観終わったあと

主人から「大丈夫?」と電話

こどもたちのことも心配だったし

すごすごと帰宅したのでありました


・・・とそんな思い出?に浸りつつ

今日観た映画


映画に出てくるおうちや食器、お着物がステキでした

松たか子さんや黒木華さんの演技も。


でも。

わたしが原作に対して思い入れが強かったから

小さいおうち読書ノートはこちら

映画が、奥様と板倉さんの恋愛にフォーカスしすぎてて、


原作では丁寧に書かれている、

主人公のタキがどれほど、あのおうちや

自分の3畳の部屋を大切にしていたかということや


のちの終戦間際の生活との違いを浮き上がらせる

昭和初期の東京の街の華かな様子が


あまり描かれていなかったのが

ちょっと残念だったかなぁ。


その恋愛にしても

どうして奥様が板倉さんに惹かれるのか

原作で触れられていたその理由が、

映画ではまったく触れられていなかったんです


だから、映画しか観てない人は

奥様に共感できないんじゃないかと思って。


そういう意味ではちょっともやもやしたけど

たまには誰にも気兼ねせず、

おひとりさま映画もいいな

とっても新鮮で、楽しかったです~音譜