実は恩田陸さんの作品が大好き ラブラブ


これまでにも、


『六番目の小夜子』 『光の帝国 常野物語』 『三月は深き紅の淵に』

『麦の海に沈む果実』 『木曜組曲』 『ユージニア』 『きのうの世界』


などなどここに書いていたらきりがありませんが

たくさん読んできました。


恩田さんの作品の魅力は、なんといってもその舞台設定。

学園ものであっても、それ以外であっても。


ミステリーと呼ぶのがふさわしいのか、

ファンタジーと呼ぶのがふさわしいのか

とにかくとても不思議な世界を味わうことができます。


既視感があるようでいて、非現実的な世界だったり

非現実的に思えても、

もしかしてすぐとなりにある世界なんじゃないか、と思えたり。


まずはその舞台に引き込まれて、

そして、いろいろな伏線が張り巡らされているストーリーに

ものすごくわくわくして、想像力が掻き立てられるんですよね。


今日ご紹介する 『ネクロポリス』 は、

恩田ワールドの中でも特に不思議度が高く、

個人的には大好きな作品です



みかんの徒然日記   みかんの徒然日記


舞台は、英国が日本を統治していた頃の面影が残るV.ファーという島。

(もちろん架空の島です)


英国と日本の文化が共存するエキゾチックなこの島にある

「アナザーヒル」と呼ばれる聖地では、

毎年11月に「ヒガン」の行事が行われ、

懐かしい故人と再会することができるのです。


ヨーロッパと極東、英国国教会と神道、生と死、さらに時空が入り混じって

なんとも不思議な世界が繰り広げられます


そしてその「ヒガン」の最中に事件が起こるのですが・・・


伏線もいろいろ張り巡らされていて、どきどき(ちょっとコワイあせる


  どうなるの~~!?  どうなっちゃうの~~!? 叫び


と、ぐんぐん読んでしまいます。


そしてラスト!

読んでいる最中のドキドキ感から比べると

意外に 「ほんわか」した結末 に、ちょっと拍子抜け感もありますが・・・


そこは、恩田さんらしさということで ニコニコ

結末はともかく、ストーリー展開のエンターテイメント性はさすがです。

 

恩田さんの作品は、読んでいる過程がとっても楽しいだけに、

実は、ラストに 「えっ?そんな~!」 と思うこともしばしば。


正直、「この本はハズレ」と思うこともありました・・・

この記事でご紹介した本ではありませんが(笑)


だけど、やっぱりこのわくわく感、大人のファンタジーに期待して、

また手にとってしまうんですよね~ 本