ひさしぶりの青空
いい日になりそう。
今日の読書ノートは、三浦しをんさんの 『舟を編む』 です。
2012年度本屋大賞を受賞しました。
わたしは高校3年生のとき、町田駅近くの小さな塾に1年間通ったことがあるので
三浦さんの 『まほろ駅多田便利軒』 を読んで (まほろは町田のことですよね)
その空気感が身近で、とても面白くて。
『まほろ駅番外地』 も、しっかり読みました。
そしてもちろん、ドラマ化されたときも、毎回録画して観てましたよ!
いつか 『まほろ~』 の方も読書ノートに書きたいと思っていますが、
実はつい最近まで、三浦しをんさんのことを男性と思い込んでいたんです・・・
『まほろ~』 の作者が女性だとは思いもしなくて。
そしてこの夏、長女から勧められて 『舟を編む』 を読んだとき
『まほろ~』 とずいぶん印象が違っていて驚きました。
この物語は女性が書いたみたいだな・・・、
やっぱり作家さんって、いろいろ書き分けができてすごいな~
と思っていたところ!
ひょんなことから三浦しをんさんが女性だとわかり
え~っ
とビックリ。
思い込みってこわいですね・・・
本題です。
「大渡海」という辞書の編纂に関わる人々の情熱と、
ちょっと変わり者の主人公の恋の物語。
辞書って、わたしも好きです![]()
今は何でもネットで調べられるけど、
リアルな紙のページをめくること、その紙のにおいも好き。
書き込みできること、自分の書きこんだ記録が残り、
それをずいぶん後になって眺めるのも好き。
そういう作業を繰り返すうちに、その辞書はわたしのものになるというところが。
ほかの人には入り込めない自分だけのものになるから。
・・・って、やっぱりわたしはアナログですね![]()
だから、辞書がこんな風に作られるんだ・・・というところも面白かったし
「言葉」に対して、こんなに真摯な姿勢をみると
畏怖さえ感じてしまいます。
「大渡海」。辞書は言葉の海を渡る舟って、本当にそうだなぁ。
その舟を 「作る」 のではなく 「編む」 と表現するところにも
言葉への思いを感じます。
そしてわたしは、この本で
「伝える」 ということの大切さについても
考えさせられたのでした・・・
昨日のブログ でも似たようなこと書きましたが、伝えるって難しいし
最初からあきらめちゃっているときもあるけど
やっぱり努力はしたいなぁと思います。
何度も読みたくなる本です。
