第45話 『手のひらを太陽に』 | もう、これでよい ~Es ist gut.~

第45話 『手のひらを太陽に』

どうも、王平牧場です。

BLOOD+、ついに45話まで来ましたね。ラストも近くなってまいりました。

今回は前回に引き続き、私の中で最泣話最有力候補のシフ回。

前回ではイギリスに置いて行かれたんじゃなくて良かったと思ったのもつかの間、

とうとうカルマンにもソーンが出現。光の中にかつての仲間達を見、

何も出来ずに死んでゆくことが、怖かったのかもしれない。でも本当はそうじゃないんだ。イレーヌが言っていたように、誰の思い出にもなることなく死んでゆくことが、怖かったんだ。だけど、気づいたんだよ。自分の中に、仲間がみんな生きていることを。みんな俺の思い出の中に生きていたんだ。俺にはお前たちしかいない

と覚悟を決めるカルマン。

しかし、モーゼスが

馬鹿!!君は僕が助ける!僕と生きるんだ!思い出なんかにさせてたまるか!

と、引き止める・・・・。

毎回毎回シフの話は本当に切ない・・・。限りあるものの宿命を背負わされたシフたちは、

その宿命ゆえに生命の輝きはまばゆい・・・。

カイとは友情も生まれ、確固たる協力関係を築いた両者の前に迫る、

復活したシュヴァリエ・ジェイムズの影・・・・。両者はどうなっていくのか・・・。

印(ソーン)が現れ、死を覚悟したカルマンを抱きしめ、「死なせはしない!」と誓うモーゼス。
生き残るためにディーヴァの血が必要だと、ジェイムズから聞かされたモーゼスは、

その血を得る代償として要求されたものを奪いにゆく。

それは、カイの命だった……。
ジェイムズの真意になど気づくわけもなく、モーゼスは一人、刃を手にする。

(公式サイトより)




前回に引き続き震えるルルゥを宥めてカルマンを捜索する小夜達の元に、

モーゼスが現れる。

モーゼス!お前もカルマン探しに来たのか?入れよ!

イ・・・すまない』『・・・死んでくれ


と、モーゼスはカイに襲い掛かる・・・!


何とか小夜が受け止めたものの、窓から投げ出されるカイ。

そこへなんと・・・ハジがキャーーッチ!

・・・ん?ハジは小夜専用じゃなかったのかい(笑)

しかもお姫様抱っこ・・。まぁその後すぐに投げ捨てましたが。

ルイス達の助言で日向へと逃れるカイ・・・。しかし、ニューヨークの町は入り組んでいて、

なかなか影から抜け出せないようです。

そこへ迫るモーゼス。目がいつもと違う・・・。


カイを追い詰めるモーゼスの様子がホラー映画に出てくる死神のようで、

ここはさすがI..Gさんだなぁと思いましたね。


遂にカイは逃げ場を失い、追い詰められます

モーゼス!何故だ!

教える必要は無い

イレーヌはこんなこと、望んでないハズだ!

イレーヌは死んだ。だが、僕はまだ生きている。生きて、やるべきことがある

それが俺を殺すことなのか!

そうだ!

俺だっていつかは死ぬ!けどよ、俺だって、まだここで死ぬわけにはいかねえんだ!

ディーヴァを倒すまで、俺はあいつを支えてやらねえと・・・

ディーヴァとの戦いで、お前が何の役に立つというのだ!

やれることをやるさ!死に物狂いでな!

死の恐怖を知らない者が、わかったような口を利くな!!僕にはもう方法がないんだ・・・

お前・・・

死んでくれ、カイ・・・!

役立たずってまぁ確かに的を射ていますが、最近カイも頑張ってるんですよぉ?

でも、上の一番下から三つ目の発言のような、『結局お前等人間は何もわかっちゃいねぇ』的な

発言をしたのは、そうすることで少しでもカイを突き放してしまわないと、

殺すのがあまりにも辛かったからなのでしょう・・・。

モーゼスにとってカイは信頼できる仲間であり、恩人であり、

カルマン達に次ぐ親友の一人とも言える存在だったのだから・・・。


幸運にもそこへ太陽が注いできてモーゼスは日陰に逃げざるを得なくなり、

カイは何とか逃げ延びます。


日陰に隠れるモーゼスはホームレスとその飼い犬(?)を見て、

ジェイムズとの会話を思い出します・・・


僕たちに、犬になれというのか


お前たちを忌まわしい呪縛 から解き放てるものは、ディーヴァの血、ただひとつだ。

シフとは、ディーヴァの血液から創り出された者たち。母なる血で癒されるのは当然だろう。

現在 、実戦配備されつつあるコープスコーズ、つまり君の弟たちは、

最長で七日間生きるように調整されている。

だが、状況に応じて延命を図らねばならないこともある。そのための術が、これだ


と言って、前をはだけるジェイムズ・・・ってアンタ、わざわざ二回もあけることないでしょうよw

ディーヴァに『こんなのいらなーい』って言われたから、ちょっとおかしくなっちゃったのかな・・・。



あの島で、体の大部分を失いながらも生き延びることが出来た。

失われた部分にコープスコーズの体を移植され、今もこうして生きている。

つまりは、記憶と思考を司る脳さえあれば、器となる体を換えて永遠に生きられる。

そしてそれを可能にしているのが、ディーヴァの血なのだ

ディーヴァの、血・・・

呪われし者、シフよ。ディーヴァの血を受け、シュヴァリエとなれ。

されば、ソーンのくびきから解き放たれるであろう。・・・もちろん、君の大切な仲間もな

条件は?

カイ宮城の命

・・・っ!

シュヴァリエをディーヴァの飼い犬と呼ぶなら呼ぶがいい。

だが、野良犬のままも意味もなく死んでいくのが、君の望みなのか?



そして場面は再びモーゼスへ・・・。モーゼスにも心の迷いは大いにあったのでしょう。

でも、それでもモーゼスにとってカルマンはあまりにも大きい存在だったのですね・・・。



でもモーゼス、お前は死んじゃだめだ!!


その頃カイはセントラルパークで日光浴中・・・。

ルイスから連絡が入り、無事を告げると、ルルゥの声が・・・

カイ!モーゼス、モーゼスは?

どこかに逃げたよ・・・

ホント!?ホントに!?

ああ

よかった・・・ああ、でも、カイも無事でよかったよ

ついでかよ(溜息)

あのさ、出来たらでいいんだけど・・・

なんだよ

・・・小夜にさ、モーゼス、殺さないで・・・って・・・言って・・・くれるかな・・・

・・・ああ



光を恐れて一人待つルルゥがもう健気で・・・(>_<。

モーゼスもカルマンも、この娘を残して死んじゃだめだ!

しかし、そこに日光をも恐れずにモーゼスが鎌を振り下ろして、

カイに向かって襲い掛かってくる・・・!

カルマン・・・待ってろ・・・!



その頃、廃墟となった建造物の中でソーンに耐えるカルマンのもとに、

ジェイムズが訪れます・・・。


誰だ!?

君たちの望んだ太陽の恩恵だ

と言って、窓を次々と開けて日光を差し込ませるジェイムズ・・・。

・・・シュヴァリエ!・・・貴様、何しに来た!?

君を助けてやって欲しいとね、君の友人から頼まれたのだ

モーゼスが!?

今頃、彼は小夜の大切な人間の少年を殺そうとしている・・・いや、もう殺している頃かもしれんな

カイを!?貴様、モーゼスに何を吹き込んだ!?

彼は生き残った仲間を救おうと、希望という根拠のない不確定要素を信じて行動している。

シフがディーヴァの血を受けてシュヴァリエになれば、血の呪縛から君を助けられる可能性に賭けてね

・・・モーゼス・・・!

逃れられるはずもないのだ。例えディーヴァの血を得たとしても、貴様らが死の縛呪縛から逃れることはない

なぜそうまでして・・・俺たちを追い立てる!

・・・絶望だ!君たちの存在が私に絶望をもたらし、君たちの不完全であるが故の醜さが、

愛するものから私を遠ざけたのだ!ふふふ・・・もがき、のた打ち回りながら灰になるがいい!!

ハッッハッハッハッハ

いやアンタ画面に迫りすぎってかキモッ、寄るな寄るな!


もうジェイムズさんもイッてしまわれたようで・・・。

ネイサンの言うように、ジェイムズも狂気の方向へ行ってしまわれたようですね・・・。

ディーヴァに拒絶されたことをシフのせいにして、さらにディーヴァに望まれるカイに

嫉妬したが故に、このような行動を起こしたのでしょうね・・・。ゆがんでるなぁ。



その頃、モーゼスとカイの戦いはまだ続いていて・・・。

銃は効かないモーゼスに銃口を向けます。

・・・許せ、モーゼス!

カイの放った弾丸は見事にモーゼスのフードの上部を貫き、モーゼスの頭部を

日光にさらします。

日光をまともに浴び、顔が焼けそうになり苦しむモーゼスに、

カイが歩み寄り、穏やかな表情で自分の上着をかけてやります・・・。

自分も死にたくはないけどやはりもう、カイには誰にも死んで欲しくはないのでしょうね。



ここなら太陽の光も届かない、シャツは貸しにしといてやる

僕は君を殺しに来たんだぞ

じっとしてろよ!顔、燃えてたんだぜ

太陽の光を浴びた僕の体は、少しずつ焼かれていく・・・夜が来るまで、その炎が治まることはない

じゃあ、どうすりゃいいんだよ

情けなど要らない!君はイレーヌに言ったな、人間は、分け与えることが出来ると。

だけど、命は分け与えられるものじゃない!誰かが生きるために、犠牲が必要なこともある!

そのために俺を・・・

言葉だけでは、解決できないこともあるんだ

そうまでして生きたいのか

あいつは!自分の中にみんなが居ると言ったんだ!

みんなと一緒に、自分のことを僕に覚えていてくれと!

仲間の中では強がって、本当のあいつは姿を見せない!僕が死んだら、誰がおぼえていてやるんだ・・・?

あいつが生きていたことを、誰が証明する!?どこにその痕跡が残る!?

・・・何の話だ?

あいつには・・・時間が必要なんだ。僕以外の誰かと触れ合って、本当のあいつを知ってもらうための時間が

モーゼス・・・

・・・カイ、もう少し早く出会えたら、僕たちは、きっといい友達になれたんだろう・・・

だけど僕は、あいつのために君を、殺さなければならない!カイ、死んでくれ!


モーゼスがここまでカルマンのことを考えていたんですね・・・

確かにカルマンはモーゼスや他のシフの仲間達にしか本来の性格である優しい一面を

見せることはなかったんですよね。しかもそれさえもまれなことだった・・・。

だから、何も知られないまま死んでしまったら、カルマンは結局本当のやさしさを多くの人に知られることなく、

死んでいってしまう・・・。それ故に、モーゼスはカルマンを生かせたかったのか・・・。

そして手からシフの特殊武器であるトゲ(変態仮面カールやジェイムズと同じモノと思われる)を

カイに向かって放つモーゼス・・・。しかし、それを受けとめたのは、カイではなく、小夜でもハジでもなく、

カルマンだった・・・・。

どうして・・・

ま・・・間に合ったな・・・

カルマン!カルマン・・・カルマン・・・どうしてここに・・・?

俺たちを嵌めたシュヴァリエへの怒りと、人間のおせっかいが、俺に最後の力を与えてくれたのさ・・・

目を覚ませ、モーゼス。お前には分かっているはずだ、こんな方法で未来を切り開くことはできない・・・ってな

分かっていた・・・分かっていたはずなのに・・・僕は・・・

お前はまだ生きてる、それで十分さ

カルマン・・・

『人間のおせっかい』とは、カイ達の持ってきた血液のことですね。10秒チャージで来たわけですか・・・。

カイ・・・

なんだ

こいつを、ルルゥにやってくれ

おい・・・そんなこと言うなよ!

カイ、ルルゥを頼む

おい!

カルマン、行こう

ああ

そして二人は愛用の武器の大鎌とスピアを残して飛び立っていきました・・・。

シフにとって、武器を手放す事とは、死ぬことをも意味します・・・。

二人とも、やっぱり死んじゃうんだね・・・・゚・(つД`)・゚・


ハジ『もう、追えません


・・・・いや。追えよ!

それとも何か?もう二人の世界だからってことですかぁ!?

見ろよ、すごいな、こいつ・・・俺たちを作ったやつらは、俺たちが自分の意思でこんなところまで来れるなんて、予測してなかったろうな。ルルゥなんかもっと遠くへ、太陽のいっぱいある南の島まで行く気だぜ

ルルゥなら本当に行けそうだ

ああ・・・あいつには何かある。一人なら無理でも、ルルゥなら新しい仲間が手助けしてくれる。俺たちが居たことも、カイが思い出にしてくれる。きっと、語り継いでくれる

そうだね・・・君がカイを助けたから、僕たちの思い出を、彼につなげることが出来た

それも、鉄格子の中のお前の言葉 から始まったんじゃないか

     “僕は、人間 の本に書かれていた“希望 ”という言葉 を信じてみたい!!

俺たちは、あの時始まったんだ

カルマン・・・

モーゼス、やったな

やった・・・?僕に、やれたのか?

俺たちは・・・すごいことが、出来たじゃないか・・・

もうこの辺でホロリと涙が・・・(゜ーÅ)

最後にやり残したこと・・・力を貸してくれ

わかってる。今度は僕が・・・君に着いて行くよ


僕に会えて、よかったと言ってくれたね・・・

ああ

僕もだよ・・・


..,;*。、・゜(ノд`)゜・、。*;,.・もう涙が・・・



そして暖かい夕日の光に焼かれ、燃え尽きていく二人のシフ・・・。

きっとその顔は安らかなものだったのでしょう。


カルマンのやり残したこと、それは愛する友と一緒に

日の光を一杯に浴びること、堂々と光をこの身に感じることだったのではないでしょうか・・・。




もう誰も泣かせねえ・・・!

部屋では一人残されたルルゥのむせび泣く姿を目の当たりにして、

カイが決意を新たにします・・・。


一番かわいそうなのは、残されてしまったルルゥですね・・・。

この娘は本当に最後まで生きて欲しい・・・。

ジェイムズが言ったことが本当ならこの娘も助からないのかもしれませんが、

それでも、モーゼスとカルマンの言ったとおり、この娘は精神的にも身体的にも

何か持っているはず。そう信じて、ルルゥをこれからも応援したいですね。



次回からはまたソロモンと小夜ハジの話に戻るようで、シフ回もほぼ今回で終わりのようですが、

私は仲間を信頼することの大切さ、希望を持つことの大切さを教えてくれたシフのことを

これからも決して忘れません。。


シフは、私達の『思い出』にもなったのですから・・・。

それに、ルルゥも居ますしね!






それにしてもBLOOD+ってBLOOD+だったのかな・・・?










流れ星モーゼス、カルマン、どうか安らかに・・・・・・・流れ星




カルマンを助けるんだね・゚・(つД`)・゚・

太陽よ、そんなに僕たちが憎いか・・・?燃やしたくば燃やすがいい。

だが、燃え尽きる前に、僕は必ず・・・