最近また何度目かのダイエットをスタートし
順調に減量できているMEAT PLUS広報すーちゃんです。
内ももがくっつくほどぷにぷになのは
食事管理だけでは限界なのかなあと、
運動嫌いは悩んでおります。
そこで気になりました。
どうして牛のモモには
脂肪やサシは少ないのか？
と。
パッと考えると「なんでだろう？」ってなりませんか。
今日はこの純粋な疑問の解決回です！
ヒトと牛の「モモ」が持つ役割の違い
まず大前提として、牛のモモ肉にも脂肪は入ります。
全く入らないわけではありません。
ただ、ロースやバラのように、
筋肉の中に網の目のように細かく入り込む「サシ（霜降り）」の量が、
相対的に少ないという特徴があります。
人のモモが「ぷにぷに」なのは
大切な「貯蔵庫」だから！
私たち人間の体、特に太ももには
筋肉の周りや皮下に「脂肪」が蓄えられやすい構造になっています。
この脂肪は、単に「ぷにぷに」しているだけでなく、
とっても大切な役割を担っています。
エネルギーの貯蔵庫
体を動かすためのエネルギーを蓄えています。
体温の保持
外気温から体を守り、体温を一定に保つ断熱材の役割もあり。
内臓の保護
衝撃から体を守るクッションのような働きもします。
脂肪は柔らかい組織なので、
触ると「ぷにぷに」と感じるのは、
これらの役割を果たすために必要不可欠な性質なんですね！
なぜモモ肉は、
他の部位ほどサシが入りにくい？
１．モモは「持久力」が求められる筋肉だから！
牛は体重が数百キロにもなる大きな動物です。
その巨体を支え、広大な牧草地を歩き回り、
立ち上がったり座ったりする動作を日々繰り返します。
これらの動きに最も使われるのが、
足の付け根にある「モモ」の筋肉です。
モモの筋肉は、短時間に大きな力を出す「瞬発力」よりも、
長時間にわたって繰り返し活動する「持久力」が求められます。
このような筋肉は、「遅筋（ちきん）」と呼ばれる種類の筋肉が多くを占めます。
- 遅筋の特徴
- 酸素を使ってエネルギーを生み出す。
（有酸素運動）
- 疲労しにくい。
- ミオグロビン（赤い色素）が多く、
色が濃い。
- 筋肉内に脂肪を蓄えるよりも、効率的に
酸素を供給し続ける構造になっている。
- 酸素を使ってエネルギーを生み出す。
遅筋は、瞬発力を必要とする「速筋」と比べて、
筋肉内に脂肪をため込む性質が低い傾向があります。
つまり、モモの筋肉は、常に体を動かし続けるために
脂肪をエネルギー源として利用するよりも
ように設計されている
のでした！
２．和牛の「霜降り」は
特定の部位に現れやすい特性
和牛の特徴である「霜降り（サシ）」は、
筋肉の繊維の間に脂肪が細かく入り込む現象です。
これは、単に脂肪が多いだけでなく、
筋肉が非常に柔らかく、ストレスなく育てられた和牛ならではの特性です。
しかし、このサシの入り方にも部位ごとの差があります。
ロースやバラといった比較的運動量が少ない部位や、
体を丸めて休む際にリラックスしやすい部位の方が、
脂肪が蓄積されやすく、
サシも入りやすい傾向にあります。
一方、モモのように、
常に体重を支え、活動し続ける部位は、
筋肉が密度高く引き締まっているため、
脂肪が筋肉の間に細かく入り込む余地が少ないのです。
脂肪は筋肉の周りや、大きな筋と筋の間に層状に入ることが多くなります。
だからこそ美味しい！モモ肉の魅力
つまり、牛のモモ肉にサシが少ないのは、
牛が力強く大地を歩むために、
その筋肉が「持久力」に特化して発達した結果 なんです。
そして、この特性こそが、
「モモ肉はヘルシーなのに旨味が深い」という
唯一無二の存在にしています。
肉本来の濃厚な旨味
脂肪が少ない分、赤身肉ならではの、
ギュッと凝縮された肉の旨味や香りをダイレクトに味わえます。
ヘルシー
脂質を控えたい方にもおすすめです。
幅広い料理に
どんな料理にも脂しつこく仕上がることなく、
煮込み料理では上品なコクを、
焼き物では肉の力強い味わいを発揮します。
いかがでしたでしょうか？
MEATPLUSのしゃぶしゃぶ・すき焼き用のお肉は、
皆様の食卓を豊かにするplusの喜びをお届けします！
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もし、これ以外にも牛肉に関する”？”があれば、
ぜひコメントで教えてくださいね！
これからもMEATPLUSは、皆さんの「美味しい！」を追求していきます！
最後までお読みいただきありがとうございました！
次回の更新もお楽しみに！
株式会社MEATPLUS