2019年初夏ミスターバングル20年ぶりのコンサートのアナウンスがSNSで話題に。
3都市3公演のみ開催。しかも2020年2月7日、8日、10日でハリウッド、サンフランシスコ、ブルックリン。
発売後5分で完売くらいの勢いだった。
なにしろ皆リロードしたり待ってたら買えなかったとかブーイングの嵐がすごかった。
ミスターバングルといえばフェイス・ノー・モアのマイク・パットン率いる前身バンド。90年代のNirvanaらが活躍する時代も大人気で同級生がティワナのイグアナってクラブでやるMr. Bungleのショウにわざわざでかけて行くのをモノズキだなあなんて牽制してた記憶がある。
ベースのトレバーダンはメルヴィンズでベースを担当し数々のショウやレコーディングを残してるので親しげに見守っていた。
そのとき前座はまだアナウンスされておらず。
即完売のブーイングはかなりムーブメントになって。すぐさま2nd Date Added追加公演で3都市とも2月6日、13日、11日がアナウンスされると再びチケットは即ソールドアウト。
そのまた数日後かにLAだけ3つ目の公演が追加された、2月5日。
会場とか移動とか考えるとこの追加公演ってほんと人気デマンドにお応えしてってことがよくわかる。
3つ目の公演もサクッと売り切れてたのはいうまでもない。全7公演すべてソールドアウト。
ながなが書いてるのはすべてわたしはスルーしてて傍観者であったわけ。
チケットはファンの間で高額で取引されはじめ600〜900ドルとすごいことになっていた。そんなころ、前座が一気に発表された。
おそろしい〜最初に発売されたハリウッドの7日金曜のショウの前座。MELVINSとCUNTS。この瞬間7日のショウにはどうしても行きたくなってきた。メルヴィンズとマイクパットンとトレバーダンは別バンドFANTOMASで一緒に演ってた仲間。麦わら海賊団と魚人の海賊団の仲みたいなもん。言ってる意味がわからない?
チケット売り切れてっけど裏技の必殺技炸裂させて定価でチケット確保。サンキューD:)!
CUNTSだってもデッドクロスのギター、マイケルケインのバンドでデッドクロスのボーカルはマイクパットンでこの度のミスターバングルのドラム担当は元スレイヤー現デッドクロスのDave Lombert。何か特別な日であることがプンプンに臭う。
なーんも注目してなかったメインのバングルだが、このツアーのタイトルをよーく注視するとThe Raging Wrath of the Easter Bunny 2020とある。よくよく調べるとデビューのデモテープのスラッシュメタル時代のMr. Bungleの曲からってことを意味してる。
ミックス音楽でなんとなくレッチリぽくて敬遠してた記憶あって、その通りなんかレッドホットチリペッパー(主にアンソニ)とは犬猿の仲でバングルが活動停止したのもコイツらのせいとの見解が語られている。SKA調とか歌い方とかで近似曲に感じるもの多い印象確かにあったもの。
今は良き時代。The Raging Wrath of the Easter Bunny音源をスマホに落として予習してたわけさ。ショウの2週間まえからは毎朝起きて必ず流して、散歩のときも流して32分くらいのものなのでほかのデモも聴きながらかなり曲を覚えた。ワーナーブラザーズ(メジャー)の3枚のアルバムからは一曲もしないどころか未発表のデモを3曲とカバー曲でコンサートは構成されるってアナウンスしてたからね。
一気にショウの当日にワープする。8時開場なので7時40分には列に並んだ。9時から前座って聞いてたしアメリカ人はそこまで並ぶの好きじゃないのでそんなじゃないだろうとおもいきや。さすが20年ぶり赤ちゃんが大人になるんだもんね。すげー長蛇。
ウィルコールなんでチケットは窓口で名前を言えばあるからって言われてたものの、ものすっごい不安しかない。整理番号とかレシート一切ないのでYou are all set for Bungle (1) ticketってメールだけ一応開いておいて免許証(リアルID)とともに提示した。
名前とかほんま調べたんか〜いってくらい自然〜にチケット一枚くれましたよ。
会場入りしてまずはグッズ売り場ちらみして階段上がってまですごい列。アメリカ人はそんなに並ぶの好きじゃないと思いきや。外の長蛇の列のデジャブー。Tシャツ欲しかったけどいいやってあきらめ。
ステージ真ん前に行きたいなってみると、あんなに長蛇の列かましてたのにホワイなぜに〜そんなに人は前陣取ってないどころか、みな酒のんだり、グッズかってたりくっちゃべってたり。
んで、サイドにメルビンズのグッズ売り場+バングルもいくつか売られてるテーブルを発見ししかもそこまで悪い列じゃないのでまずはそこ攻めた。
信じられないレアな代物発見。
maggot/bootlickerのレタープレスしかもマーキーオズボーンがインスタであげてたメルヴィンズの現在回ってるミニツアーのINTENSITIES IN TEN CITIES TOURって刻印の入った限定13枚プレス盤の売り場のディスプレーになってる1/13 2020ナンバリング帯付き!
100ドルあぶないなにしろメルヴィンズのテーブルは現金払いのみ。
これは確保。
その上昔のアルバムアートの上から銀インクで現品限りの一枚限定的に作成するBasses Loadedもインスタでメルヴィンズがあげてたアートワーク75ドル。
現金持ち合わせがなくって断念した。
バングルのTシャツはカードが使えたので唯一いいかなってデザインのバニーロゴ蛍光塗料ぽいやつ30ドルで購入。
後日このロゴデザインは水野純子さん作と本人のインスタで知り、とてもハッピーでラッキーな即決でセレクトしたもんだ。
メルヴィンズは前座だしまさかグッズ売ってるのは誤算であることはすでにこのときわかっていた。
レコードを買うつもりのときはトートーバッグを持っていくか会場で買っちまうもんだが、持ってってないは売ってないはで。
レコード外袋にバングルのシャツいれてちょっとしたクッションにしてお腹にぴったりつけてシャツの中にいれてシャツinでシャツがコウノトリかカンガルーのポケットみたいな見た目にして最前列をめざした。
ところが、このまま鉄の柵に腹からぶつかればレコードはぐにゃりと下手したら割れる。
なので2列目の背の高いアンちゃんの真後ろをキープあんたの肩かりるよ。
案の定、前座トップのカンツ(日本でもアメリカでも放送禁止用語のアソコ)なんでこんな名前つけんだこいつらはの幕開けでいきなしモシュがオマイゴシュはじまった。
ガタイのいい輩が押してくるヤバいよヤバいよ。
なんとか踏ん張った。
メルヴィンズのときは幾分落ち着いてたが(あえて前座には触れないよ長くなるからまた別の機会に)、いよいよバングルの幕開け。
いちいちひとつバンドが始まる終わるってタイミングに幕が開いたり閉じたりするのはいいアイデア。準備中のステージはみせず、ショウが開演だ〜終演だ〜の感じがハッキリして。
ショウ始まる前でもう書き疲れた。すっ飛ばそうかな。続けるか。
マイクパットンが愛犬のチワワを抱えてしょっぱなの曲をはじめてこりゃ特別な記憶としてありがたいワンコ好きなわっちにはたまらない演出。
2曲目の出だしにはもちろんワンコは引き下げて、スラッシュメタルAnarchy Up Your Anusおっぱじめるとモッシュピット化が苦しい。
3曲目Spreading the Thighs of Deathでおそれていたことがやはり起きた。
クラウドサーフでステージまでいったヤシがこともあろうにわっちめがけてステージダイブ。
ちなみに全てのステージ模様を動画で撮っていたので飛び込んでカメラや頭に直撃してくる模様も収録してある。
ノックアウト寸前にフラついたがなんとか踏ん張った。
レコードは多分ダメージうけただろうなってそれも心配だった。
カメラもその後ブラーになってまさか壊れてないだろうな。
のちにYouTubeにあげたときすんごいヴァーチャルリアルダイブと喜んでいただけたコメントあったが編集しなおしてあげ直したので、消えちゃってるけどそのシーンは余すことなく観ることができる。
20年ぶりのライブ。とはいえわっちにとっては初ライブ。
圧巻。
スラッシュメタル系のデモ・The Raging Wrath of the Easter Bunnyをライブで披露するのも初の試みって言ってた。
むしろそれ大正解の盛り上がり。
サポートギターのScott Ian(Anthrax)極悪サウンド出しつつもステージ上で終始笑顔を絶やさない好印象。
トレバーダンがこんなに激しく激走サウンドでベースを弾きまくる姿もはじめて観た。
なにしろメルヴィンズではベースは目立たない存在なわけで。
アンコールも終わって最後マイクパットンが合掌して口パクでありがとうって日本語で挨拶したようにみえた。
このソールドアウトのさらに奇妙な物語。
あるあるらしいがショウ開催の数日前に限定数追加チケット販売ってSNSでアナウンスあってチケットブローカーのAXSに向けられたブーイングったらすごかった。
なにせ水木金と連夜の売り出し価格が倍増からの値付けで90ドル〜みたいな感じで。
正規の販売代理だったのに一番高いダフ屋みたいなことしてて。
別のチケットブローカーのStabHubは65ドル〜とかただし金曜は95ドル〜的な良心を垣間見せて逆に評判あげてて。
AXSは去年TOOLの公演でも同様の手口でファンからは嫌われてる。ボイコットしようとかバンドにAXSでチケット販売しないでってうったえるひとたくさんいた。
そんな人気のショウのあとアフターパーティーに行くためのリストバンドもいただいてフォンダシアターの屋上に行ってようやく口にできた液体。
ブレットストレートバーボンで喉をゆるりと潤し、カントのボーカルがストッキング顔から剥いだすっぴん状態で歩いてるのを拝見したり。
音楽関係者の話に耳を傾けたり。
昔の時代のショウの話に華を咲かせ盛り上がりつつももう1時を過ぎた頃、屋上に招待してくれた友人と近所のダイナー101に出かけようとした矢先に、バングルギタリストのTreyからサインを友人がもらっていた。
わっちも後に続こうとした瞬間トレバーダンが横を通り過ぎたのでそっちに気がもっていかれ、トレバー!サインもらえませんか?って声かけちゃって。
もちろんって言ってくれると同時にこのメルヴィンズのレコードには参加してないから、そそくさとポッケにしまってたチケットをひろげて、友人にペン借りて(流れるように図々しくも)サイン入手。
で行っちまいそうになったのでひとこと2ショットもいい?ってパシャりいただきました〜。























