チケット販売が1月だったか去年だったか定かじゃないほど前だった。
しかも普通のアーティストだったらまず最近では行かないイングルウッドのフォーラム。
音も悪いしスポーツコロシアムみたいな大会場で遠くの席から見るようだと好きなアーティストでもキライになっちゃうかもしれないので。パスかな2017年にもすでにライブ行ったしなって、ふと思ったものの。
よくその前売りのチャンスを見ると、ニック・ケイブのニュースレター購読者は先に買えるってのとフロアー席がGA(ジェネラルアドミッション)立ち見の自由ってことだった。がんばれば前で拝めるわけだ。
真ん前の肉警部を見たのは92年か93年かのロラパルーザフェスティバルのとき。しかも遅れて途中から観た苦い思い出が。
どの箱のショウだとしてもNick Cave and the Bad Seedsのパフォーマンスは活動する全てのライブの中でトップレベル。ベストだろう。PJハーヴェイかニック・ケイヴかどっちかがベスト。
音の世界なんつうもんがあるとしたらこのライヴでの肉さんは教祖ですな。
なにせ客がボブ・ディランのSavedのアルバムカバーアートのごとく手を差し伸べる様子は教団の信者が教祖を崇めているようにしかみえない。もしくはウォーキング・デッドのゾンビがニックがステージを右往左往するときにつかまえようとしてるとか。
前売りで買えたので行くことにしたものの。120ドルくらいなんだかんだでかかる高額チケットにビビってた。
肉警部は61歳なのでかつてストーンズやディランのコンサートもこれが最後かもしれないななんて年齢になってきてるのかもなってフト思うものの。パフォーマンスに年は一切感じさせないところがまた凄いわけで。
7:15pmに前座がはじまる。6:00pmにはゲートを開ける。前夜から並ぶことは許すみたいな注意書きがされているものの。韓流スターだったらこのフォーラムで前日から並ぶファンがいることは聞いていたが、まさかケイヴのオーディエンスにそんな暇人いねえだろとタカをくくって6時前に出発し6:20pmにはパーキングに入った25ドル。
ハイハイしってますとも。三浦隆司のボクシングマッチのときそうだったもんな。たけーよ。
フロアーはDから入りますって案内だけ聞いてさっさと地下に降りていく階段を2−3階下のフロアーに降りていくとアリーナのフロアレベルに。
マーチテーブル(マーチャンダイズテーブル)売り場には誰も買ってる人いないがちら見してショウの後寄ろうねってつぶやきながらそそくさと会場に。
あちゃー、まあまあ陣取ってる人いるね。ピアノに座ることあるからセンターかやや右がいいかなウォレンエリスのほうにも近いほうがええしと勝手なポジショニング想像しながらも案外前には行けそうにない。
ただアメリカ人大勢できてるひとたちはサークルになって酒片手にくっちゃべってっから隙間をちょいと知り合い友達が前にいるみたいな探すフリしながらできる限り前にいって背のたけー兄ちゃんの後ろまでは確保成功。
まだ会場が明るいうちに同じこと考えてるヨーロッパ人(聞き取れない言語)の女の子が前に行こうと企んでるのがわかる。
なにせこういうライブ会場で立って待ちぼうけ疲れるのは知ってるよ。だけど座ってたりしゃがんだりしてるバカが多いからそこだけ空いたスペースにたしかにみえたり本当に連れがビール買いに行ってて確保してるとかあるあるなんだよね。
Cigarettes After Sexってバンド(こういうバンドが前座という前情報さえ全然注目してなかった)がはじまる。
静かに気取ったつぶやき系のヴォーカルとメロウな静か〜なエレキサウンドで最初の曲こそ記念の記録としてあとこの距離感でどうやったらいい感じに録れるか試してみた。
Cigarettes After Sex "Crush" @ The Forum Los Angeles 10-21-2018
こんな暗いままでは多分今日はムリだなってしかも目の前のあんちゃん頭2つ背が高いし。その前にも帽子のツバを立ててしまって視線に飛び込む邪魔者が居るし。
このバンドノリノリじゃねえから人の押しに負けるようにして前に行くほど動きなし。静かにしておいた。
前座終了するともっとまえよりあからさまに前を狙ってくる後入りの客が増えた。そういう流れも利用しながらなんとか頭2つ高いあんちゃんを右方向に回避。つまり自分が左に動けてるってわけだ。客の心理でバンドが出てくるときちょっと前に動きがある。
肉兄登場でさらにきゃくにカムカムカムとまえに来いと仕草する。
ありがたし。
ぐわーと手を出しながらまえのめりのオーディエンス。
5列目くらいには移動に成功。
もう大丈夫頭でかい中年男が前にいて邪魔なんだけどここまで前だと肉ケイヴはステージをとにかく動き回るからじーとセンターでこの頭が邪魔なんてことはない。ただし目の前だけに邪魔はじゃまだけど。
去年観てたニック・ケイブのライヴでのパターン同様ステージギリギリのオーディエンスに触れながらライヴを続ける。
上から教祖様が降ってくるかのような迫力があるんだわ。
肉警部動きすぎ〜〜〜〜。
わたくし肉警部も右左半身になったり全身向けたりとしまいにゃあThe Weeping Songのときはオーディエンスの中盤あたりまでいちゃうから振り返って後ろのどこにいるんだろって探しちゃったりして。
Stagger LeeとPush the Sky Awayでやはりオーディエンス100人くらいかをステージに上げゴスペルかよってなやっぱ教祖や〜ん狂団やな。
オーディエンスの好きのオーラもすごくて。
一回観たらこれ以上のパフォーマンスってするアーティストって現在いるかな?ってたしかに強くそこを感じる。
後日にライブレポートをウェブ記事とかでよく見かけたがGreatest Performanceって表現するところばっかだったよ。
音楽というかロックが単なるエンタメで楽しくノリノリだべってレベルではなく芸術そのものとしか表現できないレベルのパフォーマンス。セットリストを親切にステージスタッフが何枚も配ってくれたがもらえずじまい。
目の前の子に写真とらせてもらった。アンコール予定からは5曲もカットしてた。おそろしい。惜しろしい。
楽屋に入れてあげるからっていわれてたのにDの姿がなくテキスト送ったらすでに楽屋に行っちゃってて今日はもう帰るってメッセージだけあった。
しかもジョークでNick is asking for u. ニックもおまいが楽屋にこないのかって尋ねてるぜ。
嘘だあ〜。
去年も抜け駆けして自宅についたらTとニックの2ショットとか見せられたじゃんな。
実はショウが終わると立ちくらみがすごくて筋肉痛とかで一歩も歩けそうにないような疲れがどっと出ていたの。ステージにあがれ〜ってあんときそんなチャンスがあっても動けなかったね多分。
Tシャツかなにか記念品でも買って帰ろうとしたらなんと長蛇の列。会場閉めるから買う列ならばないなら外に出て。外にもマーチテーブルはあるからと。しばし並んだがこんなんで遅くなるのも嫌だし外にもあるからってのは外は並ばずいけるニュアンスで言ってたので出ていった。
売り場がフードトラックのでかい版みたいなショップでもっとたくさんのアイテムが販売させてる。だけど。アトラクションパークの乗り場のようにくねくねと、もっと長蛇の列〜〜〜〜。嫌だよ。疲れてて。足が棒のようになってるもの。
帰ろうと車のほうに向かうとすぐブートレグシャツを10ドルで売ってる人が声かけてきたので一枚購入。
裏に教祖様のツアーポスターと同じプリントとツアーDaysがかかれたスグレモノの野球Tシャツでそれで十分満たされた。
動画の出来はどんなだろう。
Nick Cave and the Bad Seeds @ The Forum Los Angeles 10-21-2018 Whole Sets
疲れがひどすぎてその後金曜まで毎日つらかった。
















