1985年5月発売 売り上げ ー オリコン最高 ー
「CHARISMA」は、郷ひろみのファン以外ほとんど誰も知らないかもしれない曲だけど、
郷ひろみ作詞、井上大輔さん作曲の非常にカッコいい曲だ。 「2億4千万の瞳」も井上大輔さん
の作曲だが、井上さんの作る曲はピュアでストレートでカッコいい。
ただ、これは私の好みなのだが、私は重圧なサウンドが好きだから大村雅朗さんのアレンジが、「CHARISMA」のようなスケールの大きな曲には若干サウンドがシンプルなのが少し残念。
この曲は、2022年のツアーでも歌われていたけど、その時のサウンドはシングル原曲よりずっと良かった。(直樹さんグッジョブ)
85年に入ってもうこの頃は、郷ひろみが歌謡曲の王道、娯楽の真髄で一般大衆も楽しませようという意識は薄れて、一般ウケしなくてもいいから、今ままでの郷ひろみを軌道修正して新たな
郷ひろみの音楽を構築していこう、自分のやりたい事をしよう、そっちにファンを引っ張って行こうというスタンスだったし、レコード会社もリリースする曲を、しっかりプロモーションして
ヒットさせようという感じでもなかった。 正直、事務所もレコード会社も郷ひろみの路線変更には諸手を挙げて賛成ではなかったと思う。 私は郷ひろみが自分のやりたい趣味の世界に向かっていて、日本の音楽シーンの第一線から一歩引いた感じがして寂しかった。
あの時、私は郷ひろみが、どこまで本気で行く気なのかよく分からないでいたが、クールでカッコいい洋楽のような音楽を聴くのなら、別に郷ひろみを聴かなくても最初から洋楽アーティストの曲を聴くし、もっと郷ひろみにしかやれない事をやればいいのに、「男の子女の子」や「お嫁
サンバ」「2億4千万の瞳」は、郷ひろみにしか歌えないんだと心で訴えていた。
