この世界に
きれいな物や場所はまだまだたくさんあって。
それらは自分が自死遺族である事を一瞬だけでも忘れさせてくれる程、自分の心を感動させてくれることもあります。
でもそれと同時に思うこと。
お姉ちゃん、
こんなに素敵な場所があるんだよ。
あなたにも見てほしかった。
あなたにも見せたかった。
あそこに行けば何か違っていたのではないか。
あそこに居れば何か違っていたのではないか。
そんな事ばかり考えてしまいます。
でも…
もしかしたら、あなたはもうその世界を全て見たのかもしれない。行った事もあったのかもしれない。
それでも、出した答えだったのだろうか。
求めていたものが、きっとわたしが思うものとは違っていたのだろうか。
もう、この世界にあなたが居ない。
どんなに素敵な景色の中にいても、
そこにひとり、心が取り残される。