今月からスタートした遺品整理のドラマ。

個人的に、毎回依頼者が変わってその一つ一つにそれぞれのストーリーが描かれていくのかなと思っていたら恋愛要素が絡んできていて、そこはちょっと想像とは違っていたのですが、

遺品整理という事に関しては冒頭から涙が出て来て、姉の時のことを思い出してしまいました。


姉が亡くなった場所は実家でしたが、

一人暮らしをしていたアパートの部屋がそのままだったので姉の時もドラマのような遺品整理業者さんにお願いしました。


業者さんが来る前に、初めて一人で入った姉の部屋。

ずっとケンカしたまま連絡も取らずにいたけれど、

見覚えのあるものとか、昔から食べていたお菓子とか。

姉は、変わっていなかった。


変わったのは、もう二度と会えないということ。


その現実を突きつけるかのように、

遺された部屋にあった色々なものが私に語りかけてくるような気がしました。

絵を描く為に使っていた色鉛筆、

テーブルに置いてあったお菓子や飲み物…。


亡くなり方によってもちろん感じ方はきっと違うと思うけれど、

一つ一つが何かを訴えかけているようで、とても苦しくなったのを今でも覚えています。


いつだったか、部屋に遊びに来て欲しかったな、なんて言ってくれて。

これまで誰も呼べなかったと言っていたけれど、テーブルの周りには座布団がちゃんと2枚敷いてあって。


どんな思いで、どんな毎日を過ごしていたの。


遺品は私にとって全てが生々しくて、

苦しかった。


業者さんがトラックで部屋の荷物を全て運び出してくれたけれど、

私はもっと、一つ一つ自分たちで触れて、整理をお願いするべきだったような気がして、

なんだか姉が生きた証を私達依頼主が消し去ってしまったような気さえして複雑だったのを覚えています。


でも、自分たちだけで全て行うのは無理だったので、こういった業者さんが居てくれる事は本当に貴重で有り難かったです。



そしてドラマの感想にもなってしまいますが、

遺品がテーマだから仕方ないのかもしれませんが、やっぱり「自殺」という言葉はずっしりと心に重く突きささる。


ドラマの中で途中から何度かそのワードが出てきて、これもまた苦しくなってしまいました。


毎回色んな人生をテーマにした遺品整理のお話しなのかなと思っていたので、

ふいに「自殺」という言葉を聞くと未だにドキッとして心臓がバクバクする事があります。


でもやっぱり、

生きている時は気が付かなくても、

亡くなった時に気が付くことはたくさんあって。


ドラマ内でも孤独死について「最期のメッセージ」というセリフがありましたが、

遺品もやはり、遺された者に何かを語りかけているのかもしれません。