さらに右手のなだらかな坂道を1分ほど登っていくと
柔らかな光を放っているオープンカフェが見えてくる。
本当に近い。多分、日本で5本の指に入る方向音痴の私でも迷わないほど、駅から近い。
黒と赤と光りが印象的なファサード。
駅に近い猥雑さも、住宅街の佇まいを邪魔する喧騒もなく
ほほ笑みを浮かべて両手を広げているように暖かく、そこにある。
ブラッセリー・ババルデ
ブラッセリーはフランス語で、お酒の飲める庶民的レストラン
ババルデはおしゃべり
のんびりとグラスを傾けながらおしゃべり
そこにご機嫌なごちそうがあれば最高!という夢を100%叶えてくれるのが
ブラッセリー・ババルデ

お洒落な赤がきいている
パリのカフェは赤の使い方が素敵

壁面の鏡に書かれたメニューも小粋

細かい所にも気配りのあるインテリア
前菜は、やっぱりババルデ盛り。
ハズレのない前菜がお皿からはみ出んばかりに盛られて
ゆっくり飲みながら、おしゃべりをして、ババルデ盛りを平らげたら
もう早くも、ちょっとお腹いっぱいになってしまいそう

なかでもレバームースとパテが
とっても美味
私の食生活には滅多に現れないメニューだけれど
これはクセになる

もう腹八分目になっちゃった、などと弱気なことをいう少食の友だちに
「ふふふ、そんなこと言っちゃって・・・
これからこれから」
まずは、タラとじゃがいものグラタン
写真を取るのも忘れてパクリといってしまいました、失礼

ポテトの中に、タラが練り込まれているのかなあ
とってもソフトなポテトの中に薫り高いタラの風味と食感が
とてもとても軽やかなグラタン
そして、これがまた絶品の豚肉のポアレonクリームリゾット
表面はカリッ、中はホロッ、の豚肉も美味しいけれど
この魅力的な白い泡々の下に隠れているクリームリゾットが素敵です
ライスの粒つぶがしっかりと残っているのに
柔らかくてまろやか
リゾットは「西洋おじや」だと思っていたら大間違い
まったく別物。舌も喉も、それを実感。

も~~お腹いっぱい、大満足ですが
もちろんデザートは食べないわけにはいかないでっす
朝から、私は決めてました「クリームブリュレ」とカプチーノ

前菜で腹八分目、などと言っていた友達が
「お代りしたいわね」とのたまったクリームブリュレ
ほ~んと美味しいです
表面のキャラメルをパリっと割った写真を撮ればよかった
フロアで働いている男性たちも皆、爽やかで気持ちいいです
連れてきた友達が、心から満足して喜んでくれるお店って
とても貴重で、素敵なこと