真空管アンプ 電蓄 | 雑誌の中のオーディオ

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古い雑誌に載せられたラジオ、オーディオ、音楽などの記事をいろいろと。

きのうは私のアメーバブログ第一日目でした。

雑誌の発行年月を調べましたら昭和28年12月10日とありました。随分古いですね。

あの表紙はあの頃の大分富裕な家庭の応接間でしょうか。私はあのような電蓄は使用

したことがありません。でも中の構造は大体分ります。

ラジオがスーパー方式に移るころのもので、アンプはST管のシングルあるいはプッシュプル

の構成と推定されます。私もこの時代から大分遅れてラジオに興味を持った少年でした。

作るよりも家のラジオをいじくり回して壊したことの方が記憶に強いです。

でもその頃は外観はプラスチックで中はミニチュア(MT)管の真空管ラジオになってました。

でもこの雑誌の頃はまだまだ大きな真空管のST管全盛のこ頃だったと思います。

ST管ラジオ

こんながものが載ってました。

真空管アンプの製作記事の中で、大型のアンプでは鍋を掛けて料理が出来る程に発熱して、

後ろの電力計が怒っていると云うユーモア溢れるイラストです。

今も真空管アンプを利用している私には実感として分るだけにこのイラストにとても親近感を

覚えます。

この製作記事を読みましたところ、このような発熱の大きなものでなくても良い音のアンプが

出来ますということでした。

また続けます。