エリアトラウト 大物用ロッド

管理釣り場での大物狙いで使用しているロッドと選び方を、まとめて詳しく紹介しています。

2025/12/9更新

シマノの3ロッドの比較

ワールドシャウラテクニカルエディションとエリアリミテッド。基本的にナイロンラインと組み合わせて使用しています。共通するのは1番大きいガイドがチタンのATタイプで、変形しやすいです。一般的なエリアロッドと比較して張りが強い素材なので、例えばULでも、通常タイプより強く感じます。長さに関しては飛距離が出た方が有利な場合が多いので66の方が良いと思います。62以上になると多少長くなっても取り回しは大差無く他のロッドの71でも問題無いぐらい。

SHIMANO
WORLD SHAULA Technical Edition
S66UL-2/F

魚の適応サイズ的には強いけど割と広い範囲で対応できる。30〜60クラスが良い感じ。70クラスも問題無いけどF1系になると寄せるのに時間が掛かる。

トップガイドがステンレスのsicでリングが脱落した。チタン/トルザイトに交換済みで標準より調子が良い。値段的な理由でステンレスになっているのかも？


SHIMANO
WORLD SHAULA Technical Edition
S66L-2/MD

ULよりパワーが有り全体的に硬い。エリアトラウトだと50cmクラス以上向きで、それ以下のサイズだと極端に操作が難しい。大物だけの池で60cm以上しか興味無いって人に向いています。完全に割り切って使うロッド。

ワールドシャウラの2本は、グリップ側のピースにガイドが無いタイプで、大物を釣った後にズレやすいです。全体的にシャープな感じでは無くてルーズな印象なので、ナイロンラインを使いラインを見て釣るのに向いている。

SHIMANO
CARDIFF AREA LIMITED S66L

SHIMANO
STELLA(‘18) C2000SHG
KOMAYAドラグ＋
VARIVAS
AREA SUPER TROUT Master Limited
SVG NYLON 4lb

ワールドシャウラのS66Lよりは対応幅が広い。40cmクラスでも何とかなりますが、このロッドも大物専用と割り切って使った方が良いです。アベレージが40cmクラスで大物も入っている池では使いやすい。王禅寺ジロー池や鹿留パインレイク。2ピースで一般的な両方にガイドが有るタイプなので、大物を釣った後にズレ難い。ワールドシャウラより振った感じが軽い。寸法的にも塗装の分少し細い。

シマノの3モデルだと、遠投性重視で一般的なエリアロッドに慣れていて大物対応を選ぶならS66UL。大物の向きをコントロールしたくて大物だけが目的ならWSのL。WSより対応幅を求めて予算が有るならエリアリミテッドS66L。無難なのはWSのS66ULです。WSのNewモデルはS66Lが無いですしね。

YAMAGA Blanks
Blue Current 71TZnano JH-Special

SHIMANO
STELLA(‘22) C2000SHG
KOMAYAドラグ＋
SUNLINE
ALMIGHT
0.4号 7.2lb(Ave.6.2lb)
Small Game LEADER SV-1
5lb



エリアトラウトで使うには結構なロングロッドで71です。エリア用では無いですが大物狙いの遠投用に購入。シンキングPEと相性が良くて、ハイドラムやチチラを飛ばしたい時に使用しています。投げる時はしっかりしていて魚が掛かると全体的に曲がるタイプで扱いやすい。大きく曲がった状態でもバットパワーが有るから魚の向きをコントロール出来る。単純に使っていて気持ち良いロッド。ヤマガは実売価格以上に出来が良いのが特徴。ベレーザと同じぐらい気に入ったのでシンキングPE用として使い分けています。

OLYMPIC 

‘18 SuperBellezza GSBS-672L

SHIMANO
Vanquish(‘19) C2000SHG
1000番スプール
KOMAYAドラグ＋
VARIVAS
AREA SUPER TROUT INFINITY X8
0.2号 5.6lb
SUNLINE
Small Game LEADER SV-1
1号 4lb

感度と遠投性を重視したPEライン用のタックルで、全体的に細いのに素材の関係でパワーの有るロッド。ティップが細い事で感度が少し犠牲になっているけど弾かれ難い特性で扱いやすい。投げる時にティップが遅れて出る感じなのが少し独特。ノットの抜けが良いし絡みも無いです。85cm以上のイトウを釣りましたが、魚の向きをコントロール出来るパワーがありました。

バランスが良いので、大物狙いをPEラインでするなら優秀なロッドです。使っている素材や部品が豪華なのに割安です。持っている大物用の中で1番気に入っているロッド。

Turing Monky
グレート 鱒レンジャー改 SP-50


2000円程度で買えるワンピースのグラスロッドですが、優秀なロッドで小さい魚から大物まで対応出来ます。ナイロンと組み合わせて使うのが良くて、他のラインだと微妙。フロロなら使えるけどトラブルが起きやすい。

バリエーションが多いですが、うちが使っているのはSP-50、スピニングリール用の1.5m。ルアーは1〜7g、ラインは2〜4lbに対応しています。うちはナイロン3lbで使用。

投げるのが独特で、初心者が最初に使うと後で普通のエリア用ロッドを使った時に違和感が有ります。お試しで使うぐらいか、ある程度出来る人が使うと楽しいです。しなりが凄いので、ロッドを素早く振る投げ方では無く、小さく溜めて押し出す感じ。軽いルアーは投げ難いです。慣れると重いルアーが凄く飛びます。

感度は良くないから、巻きアワセが向いています。

うちの奥様はこれを使っていましたが、普通に60cmクラスを釣っていました。俺もカーディナル3と合わせて60cm近いサイズを釣りましたが、魚の向きをコントロールするのは難しいけど、ロッドが凄く曲がるのに頑丈で衝撃を吸収してくれて、やり取りは楽です。

欠点は重い。通常のカーボンロッドに持ち替えると違和感が凄いです。カーディナル3との重量バランスは良い。

EMT
Vertical PRO 62TT AGS

DAIWA
LUVIAS AIRITY FC LT2000S-H
EXIST(‘18) 1000スプール
KOMAYAドラグ＋
VARIVAS
AREA SUPER TROUT INFINITY X8
0.2号 5.6lb
SUNLINE
Small Game LEADER SV-1
3lb

とにかく感度重視で選択したロッドで、PEラインと合わせると暗くてラインが見えない状態でも手に伝わる情報が多いです。繊細と言うか尖った特性で使いこなせれば優秀なロッド。初心者向きでは無いかも。フォールと巻きで使用。

全体的に硬い設定で感度は凄いしパワーも有るけど、情報量が多いので判断出来ないと難しい。大物相手でも通用するパワーで70cmクラスのタイガートラウトでも問題無かったです。ただし、掛かってからの操作が繊細で難しくバラしが多い。持っているロッドの中で1番ウッサを飛ばしやすい。

リールをテープでロッドに固定するタイプで、ある程度自由な位置に調整可能。俺の場合はリールフットからテールエンドの寸法が171mmで、結果的に標準的な寸法です。リールを使い回す人には向かないです。

Fishman
Beams inte 6.4UL

フィネス用ベイトロッド。71TZと同じで、説明出来ないけど使っていて気持ち良い。パワーが有るけど結構曲がるタイプなんですけど、バランスが良いです。60cmクラスまでしか釣っていないですが、鱒レンジャーと同じで楽しいロッド。値段が全然違うけど😅

SHIMANO
ALDEBARAN BFS(‘16) RIGHT

SANYO NYLON
APPLAUD Z06
3lb

フィネスと言っても・・・1g台の軽いルアーは投げられるけど投げ難い。2g台からじゃないかな。ベルオーガやミノーで使う事が多いです。

大物狙いのロッド

管理釣り場での大物狙いが楽になるロッドは存在します。ただし、エリアトラウト専用の通常の弱いロッドでも時間を掛ければキャッチ出来るので、考え方次第です。紹介していないロッドでも合う物は有りますので探してみると良いですね。

個人的にオススメなのはベレーザ＋PEライン、71TZnano＋シンキングPEライン。

自分の経験上の基準では、適合範囲にルアー5g、ライン4lbが含まれるレンジの物が良いと思います。

長さに関しては62より66、71でも使いやすい。飛距離が出る方が有利な場合が多いので66〜72ぐらいが良いと思う。特定の狭い管理釣り場しか行かない場合は短くても良いと思いますけど、大物狙いでは取り回しは優先されないので長くても問題無いです。ただし、62でも飛距離が出るロッドも有るし使うルアーやラインでも違うので絶対では無いです。

記事を整理して移動しましたが、アメブロの記事も更新しました

https://me2f.livedoor.blog/archives/7677692.html

大物トラウト狙いのロッド : 大物狙いのエリアトラウト