大物用ロッドとエリアトラウトで

標準的なロッドの違い


エリアトラウトでの大物狙い用ロッドを紹介していますが、エリアトラウトで標準的なロッドと具体的にどう違うのか?




 


 


通常のロッドでは駄目と言う訳では無くて、1番の違いは魚の向きをコントロール出来るかどうかです。


向きをコントロール出来ると、ファイト時間が短く出来る。釣り上げるまでの時間と走られる距離が大きく違う。


手持ちのロッドで比較すると3倍以上、70cm以上のF1やイトウだともっと時間と距離が違います。


前回のドラグ設定の記事で書きましたが、ロッドの曲がり具合で調整している関係で、強いロッドの方がドラグを強く設定していますので、巻きのパワーも有ります。



魚が行こうとする方向を誘導出来る事が重要で、このパワーが足りないと魚の行きたい方向に行かれてしまうから苦労する。


以前少し書いていますけど、円を描く様に誘導する感じが良い



魚が真っ直ぐ進もうとしているのをロッドで抵抗を掛けて軌道修正させ、斜めに進ませる。これを続ければ手前に向く訳です。このタイミングで寄せる。ロッドパワー(ドラグの強さ)が足りないと軌道修正が難しいか出来ない。手前に向いてくれるのを待つか自分が移動するしか無いです。この違いが距離と時間に関係して来ます。


パワーだけでコントロール出来るなら直線的に手前に向かせれば良い訳ですが・・・フックの関係で難しいですし、丁度良い楽しめるバランスが有りますよね。