ハイドラム 改造②
水平フォールのショートタイプ
前回、ハイドラムSをベースに4連から3連に短くした物を紹介しましたが、今度はハイドラムFベースで作ってみました。
理由は、ハイドラムSベースで作ったら沈むスピードが速すぎた。これはこれでボトムを攻めやすくて良いと思うけど、少し遅いバージョンも作る事に。
ショートバージョンを作った理由は3つ。3連のハイドラムナノはリップが横に大きい事とアイの形状で付け替えが面倒、フロントフックがネットに引っ掛かって破損する事が多いから、ハイドラムを単純に短くして1フックにした物を作る事にしました。
作業
プラ用ニッパーで破壊して分解。使う部品に傷が付かなければ何でも良い。
分解
後連結のピンは腹側にしか抜けないので、腹側を壊して外す。
仕上げ
連結部分の傷やバリが有るなら修正してピンを差し込むだけ。
ワンフックのハイドラムショートバージョン完成。ハイドラムは高確率で真っ直ぐ泳ぎませんので、ラインアイは必ず調整しましょう。家で目視の調整をしてから釣り場で泳がすと楽。
ハイドラムナノと比較
リップの大きさと形状、フックの数が違う。
フックを含めた重量
ハイドラムナノ 3.05g
ハイドラムSベース 3.24g
ハイドラムFベース 2.76g
ハイドラムFベースの方は、かなりゆっくり頭から沈む。遅すぎるので0.15gのウエイトシールを2枚、上の画像の位置に貼れば水平フォールします。フォールでも狙いたいならこの方が良い。姿勢の影響も有りSベースよりゆっくり沈む。ボトムでシェイクやステイさせるなら水平フォール仕様では無い方(Sベース)が、着底姿勢が縦になって良いです。
塗装するなら先にウエイトシールを貼って調整してからの方が良いでしょう。連結ルアーの場合、塗った後に連結部分を動かして軽く動く状態にしないと綺麗に泳がないので注意。