ハイドラムを使い込む

以前、個人的な使い方を紹介したけど、
色々理由があって消してしまった、
ヴァルケインのハイドラムについて。

この記事は追記や修正をしています


 


特徴を説明すると、
4連結のミノーっぽいニョロ系ルアー。
シルエットが大きく、大物トラウト
狙いで強いけど、見切られやすいので
使うタイミングが重要。

標準フックのセッティングだと、
ボディーに高確率で絡むので、
佐野針に交換してフロント側を下向きに
変更しています。#6か#7を使用。
大物しか居ない所では、SP-41Fの
#6も使います。
ユーカリの楕円スピリットリングを
使うと多少バレ難くなる。

ラインアイ部分が、かなりの確率で
真っ直ぐでは無いから調整が必要。
見ただけで分かるぐらいなので、
使う前に調整して実際に泳がせて
更に調整。


ハイドラムS

シンキングタイプで70mm 4.0g。
フリーフォールの姿勢が独特で
トルネード状態。
これで反応する魚も居るとは思うけど
テンションフォールか巻き落とし推奨。
底に立った状態になるから
放置やシェイクでも釣れる。

水平姿勢でフォールさせたいなら
ウエイトシールを貼れば可能で、
画像の位置に0.5g追加。画像では
0.25gを2枚重ねです。フォール速度
がヘビーシンキングって感じですし、
多分泳ぎにも影響があるので、
フォールさせて深い所を狙いたい時
専用で使っています。使い勝手は
良くない仕様なので、必要な時に
ウエイトシールを貼るだけ。


 



ハイドラムF

フローティングタイプで70mm 3.7g。
Sよりも使う事が少なかったけど、
ウエイトシールを貼って
沈む仕様にすると使い勝手が良い。
2ヶ所に同じウエイトシールを貼ると
水平姿勢でフォールして良い感じになる。


 


画像の位置。元々ウエイトが

入っている場所なので動きへの

影響は少ないはず。0.15gを2枚使用で

Sの方と同じ4gになり、水平姿勢で

沈む分、Sよりも少しゆっくり沈む。


サイトで実際に試してみたけど、完全な

水平フォールにはならないです。

魚の反応は良いし実際に釣ったので、

フォールで狙うならSよりも簡単。


 


0.1gを2枚だと、かなりスローな
シンキングって感じで、浅いレンジに
魚が居る時に便利。

カラーについて

市販のカラーだけではなく、自塗りでも
色々試しましたが、ハイドラムと相性が
良いカラーが、ある程度決まっています。
使う場所の水の色と近いカラー、
蛍光系、シルエットが出やすいカラー、
メタル系。トップの画像のカラーは
大物実績が高いです。半分は自塗りで
1つはショップオリカラ。左の2つは
標準カラーです。

ラインの相性

バレやすいルアーなので、ナイロンライン
が扱いやすい。

飛距離が足りない時はPEラインを
使っていますが、タックルバランスが
良くないと余計バレやすい。

投げ方

遠投するコツは、ルアーの姿勢が乱れない
様に投げる。アルミんと同じでルアーが
真っ直ぐな姿勢で飛ばす。
モーションが少しゆっくりで、ルアーの
重さでロッドを曲げて投げる感じ。
素早く振り出すと乱れる。
ベイトタックルと似ている投げ方。

使い方

ハイドラムばかり使っている訳では無くて、
大物の活性が上がっているタイミング
以外では出来るだけ使わないです。

具体的には、他のスレ難いルアーでカラーや
レンジを探り、反応の良いカラーの
ハイドラムを直ぐに投げられる状態に
セットして置いて、大物が回遊して
届く範囲に来た時だけ使用。

Sの方はゆっくり沈むので、フォールで
釣る事が多いです。個人的には微妙に
巻きながら沈める事が多く、着水直後の
ヒットも多いです。
巻き速度の対応幅が広いので、その時の
状況に合わせて調整しています。
色々な速度を試すと良いです。
このルアーは基本的にアクションは
加えないで、速度の変化を加える事が
有る程度です。
底に放置しても釣れるルアー。


遠投するのに多少コツがありますし、
使い勝手が良いとは言えないけど、
大物がヒットする確率が高いルアー。
20cmクラスも釣れますけど😅