岩手県にちいさなお星さまの会という
2004年に発足した、妊娠・出産でつらい思いを
された方々をささえている会があります。
2月22日、この会が医療者向け研究会
「チームで取り組む周産期の喪失ケア」を盛岡市で開催
(岩手)県内外の医師、助産師、看護師、学生、体験者
約80人が参加しました
私も4年ぶりに伺わせていただき
「赤ちゃんの死を前にして2009」のタイトルで
マニュアル対応ではなく、かかわる私たち医療者も
そのままの気持ちでいれることの大切さなどについて
お話しをさせてもらいました
スタッフのきめ細やかな準備と運営、そして配慮があって
悲しいテーマで、会場は涙があふれていましたが
とてもあたたかな会となりました
発足4年、スタッフからこの間の現場の変化と
県内3施設の現在の取り組みを聞かせてもらいました
岩手のグリーフケアはこの会とともに歩み
確実に深まってきているなと感じました
参加者、スタッフとの触れ合いもあり
私も心地のよい時間を過ごすことができました
皆様のおもてなしに感謝です
23日の岩手日報(朝刊)で、会の模様が紹介されました
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死産の悲しみ緩和へ
盛岡でちいさなお星さまの会(滝沢)
助産師ら具体例学ぶ
「つらさ、母親に伝えて」
死産を経験した母親らを支える「チームで取り組む
周産期の喪失ケア」は22日、盛岡市盛岡駅前西通
1丁目のマリオスで開かれ、助産師や看護師らが死産
や流産した母親の立場に立ち、心のケアを尽くす大切
さを学んだ。
滝沢村の県立大看護学部に事務局を置く「ちいさな
お星さまの会」の主催。周産期喪失ケアの第一人者で
ある東峯婦人クリニック(東京都)の竹内正人医師が
講演し、県内外の医師、助産師や看護師ら約80人が
熱心に耳を傾けた。
かつて医療現場は「死産した子どもは忘れる」ことを
母親に勧めていた。近年、多くの母親が亡くした悩みを
抱え続けることが分かり、医療現場で面会する機会を
設け、母親が胎内で赤ちゃんがしっかり生きていたと
認識させることの大切さが浸透してきたという。
竹内医師は、子宮内で胎児が亡くなっていることを
発見した際も、即座に伝えず「『間』を持つことがとても
大切」と強調。亡くなった赤ちゃんを温かいタオルでふき
「かわいい赤ちゃんです」と声をかけて、母親らに面会
の機会を設けることや「医師や助産師もとてもつらい」
と率直に伝える大切さを強調した。
北上済生会病院の高橋久美子助産師、黒川産婦人科
医院(盛岡市)の久道陽子助産師、岩手医大の工藤尚子
看護師は、医療現場の取り組みを紹介。▽健康で生まれ
る赤ちゃんの泣き声が聞こえない病室の確保▽スタッフ
の情報共有▽へその緒や手形、足形を渡す-などの実
践例を示した。
ちいさなお星さまの会は2004年11月に、県内の助産
師らが設立した。コーディネーターを務めた県立中央病院
の三浦史晴医師は「死産の医療現場に直面したスタッフも
心に重荷を抱えるケースがあり、ケアする体制が必要」と
話していた。
(岩手日報 2009/02/23 朝刊)
