今年2月から毎月1回、北海道石狩市(札幌市のとなりです)にあるエナレディースクリニック(えな)に行かせてもらってます。副院長の宿田先生、えなの方針に共感したことから、以前より年に1回おじゃましていましたが、今は外来、当直も担当しています。(ここは年中無休。東京では、そんなところは、まずないので最初は驚きましたが、北海道ではそんなに珍しくないようです。)



宿田先生のセンスと皆さんの思いのこもった建物も秀逸ですが、中身も勝るとも劣らず負です。医療者の方なら、えなの分娩統計をみただけで、そのすごさがわかると思います。
2004年度は804人のいのちが生まれましたが、帝王切開が45件(5・6%: 最近は10~20%を超えてきている病院が多いです)、吸引分娩が何と2件(0.2% たいていのところは10%は超えています)、そして、陣痛促進剤の使用も3.7%しかありません(やはり普通は10%以上です)、そして、会陰切開率が何と1.6%! 
リスクの高い妊婦さんは、あらかじめ大きな病院を紹介されているとはいえ、今の時代にこの数値は驚異的だと思います。見る人が見れば、助産師さんがとことん寄り添い、いきませない、待つお産、生む力を引き出すお産をしているんだな、ということがわかるでしょう。



今月(先週)、えなでお母さん方(お父さん、おばあちゃん、お姉さん、お子さんも参加していました)にお話しする機会(学級を開催)をいただき、とても、いい時間を過ごすことができました。



このブログにも、えなでお産をされた方、現在かかっている方、えなに関心がある方から多くコメントをいただいていますが(ありがとうございます)、みなさん、妊娠、出産が「語るべき体験」になっているのも、えなの方針によるとことが大きいのでしょう。
みんなが頑張っているのと見てきているだけに、スタッフの日々の積み重ねが、こうしたところで身を結んでいるんだなと思うと、嬉しくなります。
そして、こういう産院、お産のあり方がもっと全国に広がってほしいなと、切に思います。



今年は、宿田先生を中心に、えなのスタッフと北海道から情報発信をしていければと様々な企画を考えています。楽しみにしていてくださいね。





夜勤の合間にブログを読んでくれている助産師さん。お疲れ様です。