[よねさん過去ログ     ]



14日(火)、わたしたちの介護施設で、ISO(国際標準化機構)の調査がありました。施設長のわたしは前日に、施設の理念や、方針、業務のながれを一夜づけで勉強し、マニュアルファイルを用意して、調査に臨みました。朝、一番、審査員から、まずは「こちらの施設の理念は何でしょうか」と聞かれました。わたしは、準備したファイルをゆっくりと開いて説明しようとしました。



「あれ~」
なんと、どこで誰が差し替えたのか、それはマニュアルファイルではなくて、よねさんの情報ファイルだったのです。
ところが、「どうして??」と訝しく感じながらも、これが、リラックスさせでくれたのか、よねさんが力をくれたのか、その後の回答はとてもスムーズに進みました。



調査がおわり、フロアに戻ると、よねさんが、車椅子で玄関にでてきていました。私は、よねさんに伝えたくなって、耳元で「よねさん!、今日ね 」といったところで、
いつものよねさんペースの、「・・あ・・せ ん せ い、お は よ う ご ざ い ま す・・」
が返ってきました。
「よねさん・・・、えっと・・・ありがとうございました」
よねさんは、よくわからなそうでしたが、
「・は い・・ あ り が と う ご ざ い ま し た ・・」
と、答えてくれました。わたしは、何かよねさんと、つながった感じがして、また、暖かい気持ちになりました。