新聞の読者相談室に、39歳の女性から『もうすぐ結婚して10年です。私は年齢のこともあり、
そろそろ欲しいのですが、夫は欲しくないといいます。・・(中略)・・。欲しがらない理由を聞くと、
「今の世の中、子どもは幸せになれない」などと言うだけです。・・・。』という投稿がありました。
夫が拒む理由は他にあるのでしょうが、「こんな時代に子どもを産んだら、子どもがかわいそう」
は時々、耳にします。今の閉塞的な社会に生きていれば理解できないわけではありません。
わたしも自分の子どもが、孫が(できれば)社会を背負っていくころ、この国、そして地球は
どうなっているのだろうと思いを馳せ、憂慮することがあります。
でも、それはあくまでも大人の視点、子どもはことのほか逞しいんです。わたしたちにできることは、それぞれが、それぞれの立場で、子どもたちが生きやすい社会になるように、できることをしていくことではないでしょうか。そのうえで次の世代へと“いのち”を託していく。
ある民族は、7代前と7代先の世代までを考えて日々を過ごしているとか。そんな“つながっている”意識さえもっていれば、社会だけでなく個の生き方も、もっと実りあるものになるはずなのに・・
さらに壮大な視点でみれば、わたしたちの“いのち”はそれこそ想像を絶する苦難を乗り越えて、
35億年つながれてきた預かっている“いのち”なんです。
そう考えると、つなげられるものは次につなげでいくしかない。
室井佑月さんの、「あなたは今、人生の岐路にたたされています。・・(中略)・・
それでもあなたが子どもが欲しければ、だんなさんとさっさと別れ、別の男の子供を身籠るしかない。
・・(中略)・・自分のこどもとだんなさん、これから先の人生、どちらと一緒に過ごしたいですか。
・・(中略)・・わたしだったら勝負に出ます。・・・」という回答も、そんなに驚くことはないのかもしれません。
相談者もある程度覚悟ができていて、背中を押してもらいたかっただけなのかもしれません。
でも、夫はきっと気づいてないんだろうな・・