昨日から月に1回の北海道。石狩市のエナレディースクリニックにおじゃましています。
この1ヶ月で、肌に感じる風もだいぶ暖かになり、雪もほぼなくなっていました。
こちらも、ようやく春なんでしょうか?



ここでのディスカッションは、いつも深くなります。
昨夜は、これからの産科、産み場所の問題をテーマにとりあげました。
全国的に産科医は不足しているのですが、北海道の場合はさらに深刻です。
もともとの数が少ないうえに、今年、道内3つの医学部の産婦人科に入った新人医師は、
札幌医科大学の4人だけだそうです。北海道大学、旭川医科大学はともにO人。
本当に驚きました。だって、北海道全体でたった4人ですよ。
しかも、過去2年間はスーパーローテートという制度のために、
医師は科を選択しないまま2年間の研修をしていたので、
都合3年で4人しか産婦人科医のなり手がいなかったということになります。
残念ながら、産院(産婦人科)の閉鎖はこれからも勢いが加速していくことでしょう。



このテーマでの話し合いは、有効な解決策が見えないので、暗い話しに終始しがちですが、
少子化といえども、日々、新たないのちは生まれてきます。



この時代に助産師、産科医になったのも何かの運命。
昨夜は、そんないのちをこれからも継続して受けとめていくために、
今、そして、これからのわたしたちに何ができるのか?について皆で考えてみました。

どうすれば生む女性、そして、ケアをする医療従事者を支えてゆけるのだろうか?
どうすれば両者を支える環境を守ってゆけるのだろうか?



これまでのシステムやしくみは、残念ながら維持することはできなくなるでしょうから、
いずれ壊れていくのでしょう。でも、その責任をなすりつけ合っている時間はありません。
これからはしくみ以上に、医療者、産む側、社会が知恵を出し合っていくことが
より大切になってくるはずです。そうやって、お互いを支えあってゆくしかないのでしょう。



そんな話しをしながら、夜は更けてゆきました。



わたしも、この時代だから、是非やりたいと!と、考えていることがいくつかあります。
どちらかと言えば、まだ夢に近い段階なのかもしれません。でも、今だからこそできるし、
今だからやらなくてはいけない、と思っていることがあります。
なんとしてでも、形にしていきたいです。