日本チームがやってくれました。途中、キューバに流れが行きかけ、ヒヤヒヤする場面もありましたが、結局は終始リードをたもち、完勝。世界一です。今回は、運も見方してくれました。こういうことってあるんですね。
優勝が決まってからのインタビュー、イチロー選手のあれだけ嬉しそうな姿を初めて見ました。「最終回、よくあそこで打ってくれました。さすがです」と聞かれた彼は、「そんなことは、いいじゃないですか。最高です。すごい。本当に皆すごいです。最高のチームです。このチームで戦えて本当によかった」と個人のことは二の次で、興奮して話していました。
これまでのイチローは、強い自己を持ち、孤高を保っているプロフェッショナルというイメージでしたが、その彼が、チームメイト、そして、スタッフひとりひとりと、喜びいっぱいに抱き合っている。長い間、海外で働いてきて、ある種の疎外感のようなものも感じてきたのかもしれませんね。でも、今回は、一日本人として、自分のアイデンティティーを再認識したかのように、わたしには映りました。
数え切れない、個人記録を塗りかえ、個としての名声、評価はこれ以上はないだろうというレベルまで到達している彼にとって、WBCは、これまでとは全く質の異なった経験だったのかなのと思いました。
「つながった」かな。