今イギリスに住んでいて、妊娠34週目です。

ラムさんはじめまして

数日前に超音波検査で異常が見つかり、昨日大きな病院で調べたところ、intracranial cyst頭蓋内嚢胞 porencephalic cyst とゆう結果が返ってきました。
左側の脳が30%ほど無く、生まれてきても重度の障害があるだろうと。
そして、ドクターからは中絶とゆう選択肢も考えておいてくださいと言われました。

そうでしたか・・・

porencephalic cystとはどのようなものなのでしょうか?
中絶も考えろと言われても、どのような病気でどのような障害があるのか分からなければ、納得した答えなど出せません。
いったい誰に聞けばいいのか分からず、わらにもすがる思いで先生にメッセージさせていただきました。

そうですよね。どのような病気で、どのような状況にあるのかもわからないで、
それも34週になって中絶も・・・といわれても納得などできませんよね。



porencephalic cyst は、赤ちゃんの頭蓋内に見られる嚢胞または空洞で、
孔脳症と言われます。左側の30%をしめる嚢胞というのはかなり珍しいので、
調べてみても、わかりやすい情報が得られないのだと思います。



大人では、事故等による脳損傷や、中枢神経の病気のあとに出てくるのですが、
胎児の場合は、一部で赤ちゃんの染色体異常などが関与していることもありますが、
その多くは、染色体の異常もなく、原因は特定できません。
まだ、よくわかっていないというのが現状です。



お子さんにどのような症状がでてくるのかというのは、その嚢腫がどの位置にあり、
どの程度の大きさであるということと、関係しています。
その脳の部位が司っている機能に、不具合がでてくる可能性があります。



可能性のある症状としては、教科書的には、言語、発達、発育遅延、てんかんなどの
中枢神経症状、水頭症、痙攣性痙縮(筋肉の縮み)などがあげられます。



ただし、頭蓋嚢胞でも、よく見られる脈絡叢嚢胞と呼ばれるものは、
出生後にそのまま、小さくなり、何の症状も出てこないことが多いなど、
赤ちゃんの脳は可塑性といって、大人と違って再生機能に富んでいるので、
MRIをとられたあとの、先生からの説明よりは、実際は軽いはずです。



突然のことだったので動揺していて文中に分かりずらい点や失礼があった
かもしれませんが、どうぞお力をお貸しください。

34週での突然の宣告、しかも、異国の地で、情報もない・・・ 
お気持ち、お察しします。



なんで、私(たち)に・・・と思われているかもしれませんね。



また、夫、日本にいるご家族(とくにご夫側)からの、見えない重圧なども
あることかと思います。

情報をある程度、提供させていただいたとしても、とてもお力になれたとは思えません。
それは、まだ見ぬ私たちの子に何かがあるといわれたとき・・・
ここまでは受け入れられて、ここからは受け入れられないということではないからです。



それでも、さしあたって、限られた時間で
妊娠を継続するか、中絶をするのか決断をしなくてはならない。
選択することは、科学や医学の範疇をこえています。

どちらであっても、「それでよかったんだろうか・・・」という思いが、残ることでしょう。
どのような決断をされたとしても、それはすぐに解決にはならないことは、
親として、人として、本当に辛いことだと思います。



それでも、それでも、あなながたのお子さんが、今、こうしてここに来てくれたことは、
今は、そんなふうに感じる余裕なんてないでしょうし、
到底、そんな風に思えないかもしれませんが、意味があることなんです。



私がラムさんであれば、夫であればどうするのかなあ・・・

ただ、ラムさんのそうした日々の思いは、きっとお子さんに伝わっているし、
きっと、きっと、わかってくれているはず。

そんな思いをもちつづけてゆくこと、それしかないのでしょうし、
思い続けることで、いつか、何かが開けてゆくのだと思います。