先週末は月1回の北海道(エナレディースクリニック)。この時期の北海道は気候がいいんですよね。
観光はしないのですが、すがすがしい大地の空気をいただいて帰ってきました。



帰りの新千歳空港で買った日曜の北海道新聞にも、お産の集約化の記事がでていました。
2004年に出産があった北海道内の自治体は、なんと全市町村の2割にすぎないそうです。過疎、高齢化の影響もあるんでしょうが、産むことのできる産婦人科がそれだけなくなっているということです。



産科のオピニオンリーダーの一人である北海道大学の水上教授は、医師に余裕がでることにより安全性が増すという観点から、病院は少なくなっても、あくまでも1病院に5名以上の産科医を集めるというスタンスで、「(産婦人科が無い地域)の妊婦は、出産予定日が近づいてきたら、中核となる病院の近くに泊まり、陣痛が始まったら入院する。欧米ではあたり前の方法だ。行政は宿泊施設を準備する必要があるだろう。」と、コメントされていました。
医療側の大勢な考え方なのでしょうが、お産はますます管理され、その多くがネガティブな体験にもどってしまうな~と、考えていました。



今後、日本の産科医はますます減ってきて、産婦人科も年々減っていく。そうなると、たくさんの妊婦さんは出産のために、自宅から離れて、病院のそばに待機しなくてはいけなくなってくる。
しかも、ここで産みたい!という、魅力のある産院も減ってくる。



昨日、「出産のヒューマニゼーション研究会」という会をやっていたときの仲間のひとりと話す機会があったのですが、もう、こうなったら、バリ(インドネシア)あたりに体も心も癒されるような産院をつくって、お産だけでなく、いのちに向き合える時間を過ごせるプログラムを用意して、日本から妊婦さんと家族を受け入れようか? と、あながち冗談では終わらないような現実味のある話しで盛り上がっていました。



これからは、これまで常識と思い込んでいた枠を超えて発想していく必要がでてくるはずです。