音楽理論(セオリー)試験を11月までに合格すると決めた、中3娘。
……と、前回の話で、すでに6月半ば。
“グレード5•セオリー”を独学で進めていた娘から、難しい!と泣きが入りました。
ピアノの先生に相談すると、提案されたのが音楽理論の中の1つ「ミュージシャンシップ試験」です。
音楽理論試験の中にも数種類あり、どうやら、そちらの方が取りやすいかもしれないのです。
娘のセオリー先生は、ミュージシャンシップには詳しくないとのことで、
以前に習っていた音楽理論の先生に、緊急ヘルプ依頼!
何冊か音楽理論の教本を執筆されて、ご自身の音楽学校でも教えている
楽しい感じの女性のオーストラリア人先生です。
学校が忙しくなった娘は、時間的に通い続けるのが難しくなり、辞めてしまいましたが…
この際、場所が遠いとか、そんな事を言っている場合ではありません。
久しぶりに連絡して、通いレッスン再開。
急なお願いにも対応していただき、平日はレッスンの空きがないということで
日曜日にレッスンをしてくれる事になりました。
ありがたい。
曰く、
『音楽理論試験の中で、“セオリー(娘が勉強している)”と“ミュージシャンシップ”は、出題は同じ範囲。
大きな違いは、ミュージシャンシップ試験にのみある“聴覚試験”で、その分ミュージシャンシップ試験の内容から理論の問題が減る。
そして、ミュージシャンシップ試験は楽器単体の内容も多いのに対して、
セオリー試験はオーケストラ対応。』
たとえば、
グレード4のミュージシャンシップ試験の出題のハーモニーセクション(作曲)。
4部構成のピアノスタイルのルートポジションコードのみを使用して2つのケイデンスポイントの調和で構成され、ベースラインに向かう。
比べて、同じグレードのセオリー試験ではルートとファーストインヴァージョンを使って、4部構成のボーカルスタイルで6つのバーのメロディックラインのすべての音を調和させる。
ミュージシャンシップ試験の聴覚試験は難しくないしようだし、そもそも聴覚を伸ばすことは不可欠だし、と勧められたのです。
娘は、『なんとなく、良さそうかも〜』と軽い返事(心の中では燃えるタイプです🔥)。
引き続き、セオリー試験の内容を 『みっちりロシアン先生』に教わっているし、
試験はミュージシャンシップで良いかも、という結論になりました。
音楽理論の試験は受けてから1週間から10日で結果が送られます。
11月中に合格したいので、少し早めに挑戦してみるようです。
頑張って〜!