オーストラリアの“女の子らしく”を、考える | オーストラリア暮らしログ

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2011年にオーストラリアへ移住。旦那さん、娘と3人暮らし。嘘、偽りのない、オーストラリア暮らしの日々を書きます。MDSというレア疾患持ち。

 

 

私が海外/オーストラリアに興味が湧く(いた)数ある理由の一つに、

『女らしく』を言われない場所に行きたい、という期待があると思います。

 

 

小学生の頃、男友達と木登りをしていると、

両親に『もっと女の子らしい遊びすれば?』と言われた時の、大きい違和感。

 

スカートでも気にせず木登りをする女の子を頭に浮かべれば、

社会には性的趣向が危険な存在もあり、気を付けなければいけない状況があるのは、

今なら分かる。

逃げる体力はさして変わらない小学生、上半身裸の男の子の危険度合も さして変わらないとは思うけれど。

 

 

10代になり生理が始まって、今まで同じように遊んでいた男の子達と違う扱いを、公然とされ始める。

 

普段頑張っても、毎月一定の期間はスポーツや勉強に弊害が出て、どうしようもない不公平に気付かされる。

女性らしい、と言われるテレビのアナウンサーのような服を毛嫌いし、個性的な服装を好むようになった。

爪の色をピンクに出来るようになったのは、だいぶ後の話。

 

自分の考えを臆せず言えるようになってから、それまで避けていた清楚なスカートや、シャツにネクタイのマニッシュな服も、その日の自分の気分に従って、素直に着られるようになった。

 

 

 

絶対的な正義は この世の中には無い、と思うから、

 

肌感覚として、

攻撃性が強くなりそうなので他人には滅多に言わないけれど、

 

褒めるにも、諌めるにも

『女の子らしく』という言葉に反発心を持っている。

 

 

女は女だけれど『女の子らしく』の概念は人による。

 

女を使うのやめれば良いのに、と言う人がいるけれど

 

女が女でいることを、使う、と表現するのは何だ。

 

女を使わないとは、男みたいに振る舞えってこと。。。?

 

 

あーー、こういうのが、日本にいると『うざい人』と思われるのか。

 

 

 

ピンクの服を揃えたり、青い車のおもちゃで遊ばせたり。

大人の植え付けに子供たちは気付いても、やがて大人になると忘れるのかな。

女の子らしくって何か。

 
このビデオは娘が小学生の時に、学校で生徒に見せられ、家族にも共有された。
懐かしいな。
 
ビリーアイリッシュで思い出した。