娘・プログラミング | オーストラリアで暮らすMDS

オーストラリアで暮らすMDS

移住直前の健康診断で『骨髄異形成症候群(MDS)RA』の診断。悩んだ末に渡豪しました。
いつか読むかもしれない娘に向けて、日々の生活を書きとめたい欲求が出てきて、始めました。

現在は予後良好に暮らしています。 

 

中学生になってからの娘は、サイエンス・特に物理、とコンピューターサイエンス (学校での科目名はデザイン) に興味を持ち始めた。

 

 

通っていた公立の小学校、たしか3年生の時、学校からIpadを1人1台貸し出してくれて、スクラッチを使った。 4年生終わりまでに、Ipadかラップトップを購入する。 家庭事情も様々な中、学校は真摯に対応していた。 親用の説明会が昼/夜行われて

●授業への必要性

●授業中/外、インターネットでの安全性の保持の手段

●ITデスクサポートの設置

●学校から金銭的サポートが必要な場合は、無利子ローンの利用が可能

など。

無事に全生徒 (学年120人以上)の親が購入。 

 

娘にとっても新しい世界、興味あるかな?と思い、4年生の始め頃に、マインクラフトを使ったプログラミングのオンラインレッスンに申込み、受けてみた。

残念ながら、レッスン後に、特に興奮した様子はなし。 『ふうーん』と、可もなく不可もない反応で、すぐその場を離れて読書し始めたり、自らプログラミングについて調べようとしていない様子なので、すぐ辞めた。 

本人に興味がない時/事は、基本的に推さない子育てなので、『好きそうなのにな』と思ったけれど放っておいた。 

 

私は、子供の頃から、あまりゲームはしてこなかった。 面白かった記憶があるのは “ドラクエ” “FF” “マリオ” ぐらい。 あ、あと“さんまの名探偵”。 私自身興味が無いからか、娘もコンピューターゲームはしてこなかった。 

 

ハイスクールが決まった後、プログラミングはデザインという科目の中で重要な評価項目と知って、そんなに重要視して来なかった事を、少し悔やんだ。 ゲームはしていないし、小学生の時のすぐに辞めたオンラインレッスンを思い出し、心配になった。『娘はプログラミング (学校のデザイン授業) に興味出るかな...』と旦那さんに聞いた事もあった。 

 

ところがハイスクールに入って、彼女の目の色が変わった。 学校のデザインの授業で、パイソンのプログラミング言語を使って基本的なコンピュータプログラミングの勉強。 生徒同士パートナーのウェブサイト制作をして、夢中になれたらしい。 私の知らない事を、色々教えてくれる (それも良いのかも)。

 

日本でも、小学生で必修になったプログラミング。 科目では無いし、アンプラグドプログラミング、という聞き慣れない言葉もあって、現状どんな様子なのだろう。 ガジェットを使わない、とは、どういう授業なんだろう。 習い事の上位に選ばれているようなので、多く知られてはいるのかな。 私は、詳しくないので、『コンピューターゲーム好きな子には良いのかも』という、ズレた感覚だったし、同じような考えの親たちは、以外と多くいるのかもしれない。

 

旦那さん曰く、『テレビゲームをしていなかったとしても、プログラミングは面白い。 逆に親がたまに言う “コンピューターゲームを止められない子どもは、将来プログラマーになれば良い” は、的外れ』だそう。 そうなのね。 

 

私は数学は好きだが、電化製品を分解したいと思ったことは一度もない。 

旦那さんは数学はある程度しか興味がないが、何でもバラして構造を知りたがる。

旦那さんは、プログラミングは、この2つの興味を繋げるものだ、と説明してくれた。 

娘は、満足気に、頷いていた。

よく分からないけれど、楽しそうだから良いか。

 

 

 

 

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