コンサルティングに強い 大阪 税理士 小笠原/河原事務所 香取です。
ほとんどの会社は社長や会長と言われる方が、実際経営権をにぎり動かしております。ただ、相続や何かの転機のときに会社の所有権が問題になることがよくあることです。
本来、会社は株主の出資により誕生し、その出資による元手をもとに株主から選任された取締役(社長)が経営を任されているというものです。
ですので、会社の重要な決定事項は株主を集め、「こんな内容で会社の舵をきるのでいいですか」と尋ね了解を得る必要があります。
会社の所有主がだれなのかと考えると、上記の理由からやはり株主が所有主であり最重要人物であります。となればどれだけ経営能力がある社長様でも株主が右と言えば右ですね。であればその株を一元集中させておきたいものです。
しかし、やっかいなことに非上場の株式というのは株価が通常より高くなってしまう傾向があります。ですので毎期株価をチェックし有効な株式移転をしていくことがどれだけ重要か、そのためには、長期にわたる地道な株の買い取りや贈与などにより移転させることが重要になってきます。
経営者は目に見えない株にしっかり神経をそそぐ必要があるのだなと感じます。
コンサルティングに強い 大阪 税理士 小笠原/河原事務所 香取でした。