左から、A型はアリイ1/100キットのまま。
このずんぐりむっくりで、たまごひこ~きが変形したみたいなデブっちいボディが嫌いなので、そこをどうにかしたいということで、色々と検証をしている。
右のS型は、イマイ1/100の胴体にアリイ1/100の手足を付けたもので、一番てっとり早いミキシングだ。
そして今回再検証するのが、真ん中のJ型になる。
元キットが飛行機が変形したロボに見えないということから、ならば飛行機を変形させてしまえばいいではないかということで、ファイターやガウォークのボディを使って作ってしまえというものだ。
私個人としては、真ん中が一番好きなのだ。
バトロイドバルキリーを作る場合は二通りのアプローチがある。
一つは変形を無視して、ロボットとしてのカッコよさをひたすら追求する方法。
昔の非変形キットはこの方法だ。
もう一つは飛行機が変形したメカという側面を重視して、人型時がアンバランスになっても、変形メカとしても説得力を重視する方法だ。
そして、今回のはその中庸ともいえる方法だ。
上記が過去の記事になる。
今回はその続き。
これが前回検証の状態。
胴体以外に上腕もガウォークのパーツだ。
今回は背中の翼を付けた状態とガウォークの脚を使った状態が見たかったのだ。
発掘したパーツの都合で、前回と使うパーツが違っているが、頭が変わって、プラの色が揃うと、全然違った印象になるのが面白い。
上と比べると、個人的には元からこれでしたと言っても通じるのではないかと思っている。
イマイ版と並べるとこんな感じ。
アリイの背中のパーツ。
アリイ製品で全部揃えるなら、こちらを使うことになる。
イマイの背中パーツ。
設定画の絵には、こちらのほうが近い。
膝から下をガウォークのパーツに交換した状態。
全体的に小振りになるので、バトロイドとして使うには延長が必要だが、やはり変形メカとしてはこちらの方が説得力がある。
そしてこのサイズの最大の利点はスーパーバルキリーにしやすいということだ。
初期のバトロイドはスーパーバルキリーの設定がない時点でのキット化であったため、ボリュームがありすぎて、大改造しないとまとまらないのだ。
だが、このガウォークの脚は意外にオールマイティーなのだ。
ちなみに後発のアリイ1/100キットはガウォークが基本。
TV版の時はファイターとガウォークだけ発売されたが、ファイターはガウォークベースの商品だったのだ。
A型のみ発売された劇場版バトロイドの輝機とマックス機は膝から下をガウォークのパーツとすげ替える仕様だった。
15周年記念版はバトロイドとガウォークだけでファイターは発売されず。
スーパーパーツはイマイのコピー金型が用意され、脛が短い変なキットになってしまったのがご愛嬌だが。
スーパーバルキリーにした状態。
意外に悪くないと思う。
ただね、面倒くさい改造には違いないので、生きてる内にはやってみたいよねってレベルだわさ。