上がアカデミーぼF-14Aで、下がドイツレベルのF-14Dだ。
どちらも韓国のエースコーポレーションの金型の製品だ。
そのため違いを再現するランナー以外は同じだ。
上がA型のランナーで下がD型のランナーで、違いはこれだけだ。
エンジンが違うのでノズルが違う他、チンポッドやビーバーテールの先端が違う。
ただ一番の問題は追加されたフェニックスだろう。
A型はサイドワインダー、スパロー、フェニックスがそれぞれ2本ずつ付属するが、D型はフェニックスが4本追加されて6本になっている。
同じ値段取るのだから、A型にも最低でもフェニックスを4本付けるべきではないだろうか。
ここからはメーカーごとの違い。
上がアカデミーのデカールで下がドイツレベルのデカールだ。
面積が全然違うし、一番の違いが赤丸で囲ったコクピットの計器盤のデカールがドイツレベルには入っている。
1/144なので目立たないとは思うが、気分的にはないよりもある方がいいわな。
コクピットの塗装指示。
上がドイツレベルで下がアカデミーだが、ドイツレベルはシートの塗り分けが細かく指定されているが、アカデミーは単色の指示しかない。
1/144はこの程度で十分という判断なのか、韓国人はドイツ人よりも大雑把なのかは分からないが、まあ1/144なら細かいことよりも雰囲気重視で大雑把でもいいような気がする。
このあたりは作り手の取捨選択でいいのではないだろうか。
私のように比較しなきゃ、誰も気にしない部分ではあろうだろうし。





