さて、今回はアカデミーのF-15をメインに他社との比較だ。

 

 

アカデミーのF-15EをF-15Dとして作ることにしたので、同一コンセプトの複座型F-15だ。

左からハセガワ旧版、アカデミー、イタレリの順番だ。ただし、同一コンセプトといっても、ハセガワ旧版は元キットがF-15Dであるため、F-15EをF-15Dにするのはアカデミーとイタレリだけであるが。

 

 

 

 

ハセガワ旧版(いずれも右側)との比較。

ハセガワの旧版はスタートがFSDなので、裏側にNACAダクトのモールドが残っていたり、スジボリが全く違うなどの違いがある。

また怪我の功名ともいうべき間違いで、利点が生まれているのが面白い。それはランディングギアの収納庫がきちんと再現されていることだ。これは閉じてしまう部分まで開けて作る指定のためにそうなっているだけだが。

アカデミーのキットは閉じた状態で成型されているために空洞でないといけない部分に壁ができてしまっていて台無しだ。

 

 

 

 

イタレリ(いずれも右側)との比較。

イタレリのF-15EがD型を想定してないために、D型にするには多少の改造が必要だ。

ハセガワのキットと同様にランディングギアの収納庫が再現されているが、これも設計段階のエラーによるものだ。

昔の凸線スジボリを凹線に改修したキットであるが、そのせいが線がよれていたりして一番半端で無駄に手が掛かるキットなのが残念。

 

アカデミーのキットはランディングギアの収納庫が再現されていば、ハセガワ新版よりも組みやすくて良いキットになっていたと思うが、そこが残念だ。

まあ、うるさ方に言わせれば、他にも欠点はいくつもあるので、私もそれは修正だ。(ただし現在はMSIPⅡに金型が改修されているので、欠点のいくるも修正されている)

 

 

最後に裏側だけエッシー(右側)と比較。

コピーしたとしtか思えないほど、モールドはそっくりだ。

ただし、上側のオリジナル要素が駄目な部分の筆頭なので、うまくいかない見本みたいになってしまっているのが残念な要素だ。