箱の話で、ハセガワの1/72サイズの飛行機だ。

ハセガワの1/72レギュラーアイテムは5種類に分類され、A~Eまで色の違う帯が巻かれているので、A帯、B帯などと呼ばれている。価格で色分けされているということだ。

 

 

A帯とB帯

 

 

C帯とD帯

 

 

箱サイズはAとBが一緒で、CとDが少し厚めで気持ち大きい箱だ。

90年代は上から500円、600円、700円、800円で昔は価格で分類していた。

600円台のシリーズ3番なら603、800円台の10番なら810となっていて、それが商品番号を兼ねていた。

今は値上げされて、上から800円、900円、1000円、1200円となっている。

 

 

最後のE帯が1500円以上のいわゆる高価格帯であり、2000円でも3000円での全部このE帯だ。

そのため価格やボリュームで大きさや厚みも異なっている。F-14は1500円の標準タイプの箱でアパッチのD帯箱の差はこんなものだ。

F-14は90年代は1200円だった。

 

 

コブラもF-14と同じE帯だ。

 

 

発売された年代が違うため、初回販売時の価格でこのようになったと思われる。

 

 

見て分かる通り、コブラは昔はこのタイプの箱で売られていたのだから、D帯の箱に入る。

値上げで1500円になったがためにE帯の商品になってしまったが故の話なのだと思う。

 

このように価格で箱サイズが決まるケースだと、スカスカになるということだ。

見方を買えると親切とも言えるだろう。箱サイズと帯の色で価格が分かるのだから。

ただマイナス面は、コブラのようにボリュームがないキットの場合、箱を開けた時のガッカリ感が強く、割高に感じてしまう。

 

詳しい人間なら、発売時期やスジボリが凹か凸かで違いを判断できるが、新規で始める人には印象が悪いと思う。もう少し考えたほうがいいとは思う。