RG初号機組立完了。
エヴァが実在したら、アニメよりもメカっぽいだろうというイメージでメカニカルな方向に振ったデザインなのはわかるのだが、キットは可動に拘るだけの、リアリティの欠片もない玩具臭さ丸出しの関節で全てを台無しにしているので、何をしたいのかが分からない青バンダイお得意の迷走プラモ。
つまりだ、リアルで精密なプラモデルではなくて、無駄に細かく分割されただけの脆弱で壊れやすい組立式玩具だということだ。
例えて言うなら、童顔で子供っぽく見える顔立ちの女性に大人びて見える化粧をしたのに、子供服を着せてしまうようなもの。
狙ってミスマッチをやるのならまだしも、それがいいと思ってしまっているフシがあるので始末が悪いのだ。
こんなの喜ぶのニワカだけだと思うが、実のところバンダイの開発スタッフが作品やファンのことをよく分かってないニワカなんだろうな。
昔のMSVシリーズの方が今のRGよりもはるかにリアルで精密なプラモだと思う。
