昔のアニメプラモは大体アニメの放送終了とともに廃盤となるが、人気のあるものは再生産されることがある。
アオシマも何をトチ狂ったのかイデオンプラモを再販したことがあるのだ。
以下は一部のキットを昔のものと比較した。
どれも左が昔のもので、右が再販分だ。
1/600キットは昔のものは線画と解説文が入っていたが、再販分はイラストのみとなっている。
イデオンは箱サイズが小さくなっている。
イデオンとは対照的にザンザルブは箱サイズが大きくなっている。
昔のものはイデオンとザンザルブは同じサイズの箱だ。
1/420キットは違いが分かりにくいが、微妙に箱サイズが変わって、コスモがパッケージから消えている。
まあ、これは正しい措置と言えるだろう。
キットにコスモは付属しない(昔のパッケージもガンプラみたいに「ユウキ・コスモのフィギュアは付属しません」の注意書きもないが)上に、スケール対比がおかしいからだ。昔のパッケージだとイデオンが105mの巨大ロボに見えない。
プロポーションタイプはイラストが全く別の物になっている。
これはパッケージ詐欺だと言われることを防ぐためではないかと推測している。
当然昔のキットゆえにまともなポーズは取れないので、パッケージ通りのポーズは取れるはずもないのだ。
80年代ならこれでも許されたと思うが、インターネットが普及した時代では悪評が広まるのも早いので、昔通りというわけにはいかないのだろう。
再販分はキットの完成写真は1枚も載せていない。