今回は237先輩のジムだ。
キット自体はいささか古いものなので、関節の構造や可動が今一つなのだが、新規パーツとのマッチングも悪くなく、中々にかっこいい。
元々がスマートさに欠けるキットなのだが、それが重装備のデザインとマッチしているのがいいと思う。
サンダーボルト版ジムを意識したようなアーム可動式のシールドや背中のキャノンはデザイン的には大味でノッペリしてるが、HG的にはこのくらいのディテールのない方がスッキリしている。
またデザインに左右されない玩具的な可動の分、自由度が高くて、干渉しまくりなデザインの回避にも役立っている。
ただこのキットは元キットのパワードジムの大きな弱点をそのまま引き継いでしまっているのが難点だ。
それは左手首が平手しかないので、武器が持てないことだ。
これにより遊べる範囲がかなり制限されてしまっているので、デザインが同じジム系キットから手首を流用するしかない。
写真はジムクゥエルの手首を使って左手で銃を持たせている。
ビルドファイターズ系の他キットでは手首が追加されている物もあるので、このキットでもやって欲しかったところだ。
