タミヤのF-16(といっても中身はイタレリ)を仮組みした。

 

タミヤの1/72ウォーバードコレクションの第1弾のキットだ。

このシリーズは100種類近く出ているが、ほとんどがイタレリの輸入キットをタミヤが日本語パッケージで販売している。

しかしながら、いくつかはタミヤが金型を作った国産品も混じっている。

このF-16も国産版があり、輸入盤900円、国産版1900円となっている。

 

このシリーズの魅力はその価格にあると思う。

1/72のキットが1000円~1500円くらいで買えるということだ。

 

組んだ感想は良キットだと思う。

イタレリというとフェラーリ348で泣かされたので、まともに組めない印象が強かったが、このキットは大きな問題もなく、フジミのキットよりもマシだと感じた。

 

飛行機モデルは楽しいと感じるのは大まかな形になるのが早いということだ。

写真の状態になるに、15パーツで済んでしまうので、キャラクターキットに慣れた身には結構新鮮だ。

 


現状、ランナーに残ったパーツだ。

安い分パーツ数が少ないので、ランナーもこれの他はキャノピーのクリアーパーツがあるだけだ。

フルディテールキットの精密さにはかなわないが、短時間でストレスなく組むには十分だと思う。

ただし、普段私がやるようなおかしな「拘り」を持つと、とんでもなく手間がかかるキットになるので注意は必要だ。

 

スケールモデル特有の分かりにくい説明書との苦闘があるし、イラストとキットのスジボリが一致しないなど「間違い探し」で苦労すると思う。

逆にこだわりなく作るなら入門用の模型としては最適だと思う。

 


大きさ的には1/100ガンダムと同じくらいだ。

前述したが、これで定価が税抜き900円だから、コスト的にも満足度は高いと思う。