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DVDパッケージキャッチコピー
「S.スタローン&K.ラッセルが魅せる男同士の絆! 陰謀を打ち砕く刑事アクションが炸裂!!」
発売 ワーナー・ホーム・ビデオ
邦題 デッドフォール
原題 Tango & Cash
出演 シルベスター・スタローン(玄田哲章)
カート・ラッセル(安原義人)
ジャック・パランス(千葉耕一)
監督 アンドレイ・コンチャロフスキー
製作 1989年アメリカ
時間 104分
枚数 1枚
音声 英語(5.1chサラウンド)・日本語(ステレオ)
映像特典 オリジナル劇場予告編
キャスト/スタッフ紹介
プロダクションノート
関連作品の紹介
過去の視聴回数 劇場で1回・TVで数回
DVD視聴回数 1回(日本語)
DVD仕様 トールケース
感想
原題は「Tango & Cash」、レイモンド・タンゴ(シルベスター・スタローン)とガブリエル・キャッシュ(カート・ラッセル)という二人の刑事の物語だ。二人はコンビではなく、別々の警察署に勤務するライバルみたいな関係だ。
どこまでが真面目で、どこからがギャグなのか分からないのがスタローン演じるタンゴの役柄。スーツをビシッと着込み、投資が趣味と言うインテリ刑事。当然スタローンには似合っていない。逆にラッセル演じるキャッシュの役柄がいつものスタローンのポジションだ。
つまり、スタローンが二人いるような映画だということだ。たまったものじゃないのが、この映画の中の犯罪組織。そのため二人を罠にはめて、刑務所に投獄されるように仕組まれてしまう。
刑務所に行けば、そこは今まで自分たちが逮捕してきた犯罪者の巣窟だ。当然二人の歓迎パーティーが開かれるのだが、この騒ぎを利用して、緻密な計画もなしに、その場のノリだけで脱獄できてしまう刑務所が素晴らしい。
このように、典型的な80年代のご都合主義満載のアクション映画なのだが、ここまでご都合主義を極めてくれると却って突っ込む気にならずに、素直に楽しめるから不思議だ。
またこの当事のスタローンの彼女と言われていたテリー・ハッチャーがタンゴの妹役で出ているのだが、後の「トゥモロー・ネバー・ダイ」の印象とまるで違うので、同一人物だと知って少々驚いた。
それ以外は随所にセルフパロディ的なネタが散らばっていて、それらを探すのも面白いと思う。堅苦しいことは抜きにして、何も考えずに痛快なアクション映画として見れば、そこそこに面白い映画だと思う。