バイファムの肘関節だが、スペースの都合で2mm径のポリキャップを入れているのだが、軸棒が細くて強度不足だろうと懸念していた。その予想通りに、何回か動かしていたら、左右2本とも折れてしまった。


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これが折れたプラサポの軸棒だが、赤丸で囲った部分に注目して欲しい。ボール部に穴が開いているのだ。上手いことに、この穴は軸棒と同じ2mm径なのだ。


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この穴を利用して、2mm径の真鍮線を差し込んで接着した。元の軸棒は切り飛ばしてしえばいい。これで強度が確保できたので、折れる心配からは解放された。




で、今日はバーニアなどの細かいパーツの傷や抉れの修正に、最近作ったランナーパテを使った。


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たこすけさんから質問があったのだが、濃度はタミヤパテよりも少し緩いくらいだ。そして基本パテは大量に盛ることはないので、どのパテの場合でも、爪楊枝で少量ずつ盛り付けている。


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ランナーパテを盛ったパーツ。このパテはこういった接着面の破損修正に便利だ。

分解した時に壊してしまった部分なのだが、このパテを使うことで、硬化後に溶剤系接着剤で接着が可能だ。これが光硬化パテだと瞬間接着剤が必要になる。


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今日は更に緩く溶いたランナーパテを作ってみた。濃度の違いが一目で分かるように色を変えた。前回の薄緑のパテよりも更に緩く、楊枝で掬うと、ポタポタと垂れるくらいの濃度だ。

こちらの方が少量の点づけには適しているようで、タミヤパテをシンナーで溶いた溶きパテよりも粘り気が高い分、盛る量のコントロールが容易だった。


あとはヒケや乾燥時間の問題だが、そういった部分はタミヤパテなどのシンナーパテと同様なので、使い方は同じだ。