http://ameblo.jp/mdsf-x1/entry-11311202025.html
上記の記事でメタルパーツのダンパーを作り直すと書いた。
その為にこのウェーブの真鍮パイプを買ってきた。これと0.8mmの真鍮線を組み合わせて作るわけだが、「作り直し」といってもそんな大層な物でもない。
単純に真鍮パイプと真鍮線を切って差し込むだけの簡単な物なので、すぐにできてしまう。
左2本がキット付属のメタルパーツで右2本の短い方が自作したダンパーだ。
キットは接着式だが、取外しができるように下側に差込分の真鍮線を出して作った。
キットの胸パーツには1mmの穴をピンバイスで開けて抜き差しができるようにした。
取り付けた状態だ。前回の記事と比べてもらえば、明らかに角度が違うのが分かるだろう。
今日はこの他に膝のアーマーを調整した。
現在の状態。膝のアーマーをPC接続で後ハメができるようにしたのだが、動かない。膝の関節を守るように、本来は内側に倒れないといけないのだ。
内部はこのような状態だ。これではフレームに当たって、後ろに倒れるはずがない。製作時に脛の内部に収まるかどうかだけを考えて、可動のクリアランスを想定しなかったのが原因だ。
だが対処は簡単だ。赤く塗った部分を切り飛ばしてしまえばいい。
切り飛ばして後ろに倒れるようになりました。わずかな可動だが、こういうことの積み重ねが自然なポージングに繋がるのだ。
左が修正前、右が修正後だ。膝関節のフレームに追従するようにアーマーが動いているのが分かると思う。
なんだがこのようなトライ&エラー(挑戦と失敗)の繰り返しだが、これが模型作りの基本なのだろう。
そして今日は少々、自分の中でのルールを作った。
こういうキットを作る場合、手を入れる箇所が全身に渡るために、今日は足、明日は手という風にやってしまうと、さて今日はどこをいじろうかと作業が散漫になって悩むことがあるのだ。
そのためのルール作りとして優先順位を作ることにした。
今回のレッドミラージュでは今現在脚が一番進んでる部位なので、脚を基準に上へと進めていくことにした。つまり脚を優先的に作業して、脚ができない場合は腰、胸、頭、腕の順で上へと進めていくということだ。もちろん優先して作業しなければならない箇所ができれば、そこを進めるが、「どこをやろう」と悩んだ場合のルールということだ。







