ざっとだがゲート・オブ・バビロンの探索が一通り終わった。だが、予想通り見つかった物もあれば、ランナー箱のように見つからない物もあるので、目下別の部屋を探索中。


もしかしたら出てこないかも、という不安もある。

ランナー箱とGGIエヴァ参号機がそれだ。引越しのどさくさで誰かに持ち去られるとかしてない限りは出てくるはずなのだが…




今回は1月以来のガレージキット箱の8個目だ。


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ツクダホビーのエヴァンゲリオン初号機。

ツクダホビーというとジャンボフィギュアとガンダムのメタルフィギュアのイメージだが、このエヴァは品番を見るとジャンボフィギュアの通し番号が入っているので、扱いはジャンボフィギュアなのかもしれない。

ただ材質はソフトビニール(PVC)だ。大きさも30~40cmと結構でかい。組むとガンダムのメガサイズくらいの大きさにはなると思う。



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海洋堂の1/144レッドミラージュだ。少々変わったキットで材質はABSとPVC(塩化ビニール)の組立式キットで、これの他にナイトオブゴールドとエンプレスが発売された。厳密には「キット」というには語弊があり、その正体は海洋堂が出していた完成品フィギュアの未塗装・未組立版だ。

材質のPVCが特殊なようで、説明書の記載だと塗装が困難なようだ。塗っても乾きにくくベタつくようなことが書いてある。微妙なパーツの色の違いから、材質が2種類あることは分かるのだが、触った感じや硬さの違いが分かりにくいので、どっちがABSでどっちがPVCか判別がしにくいので、分かる人がいたら教えて欲しい。

余談だがこれらの完成品がファイブスターの原作者永野護と海洋堂の喧嘩別れの原因となったようだ。

「ファイブスターの完成品は認めないので抹消した」という永野のコメントが雑誌に載った時に前後して、海洋堂からファイブスター関連の商品が出なくなり、すべて廃番になったことがそれを裏付けている。雑誌のコメントを読む限り、完成品が嫌いだったというよりも、安売りしたことが原因のようだ。

ただ、このキットは1980円である。それまでの1/144レッドミラージュはキャストキットしかなく、安くても7、8千円してたことを考えると、ユーザー的にはありがたいことだったのだが。未だウェーブの1/144インジェクション版が無かった時代だ。GKを安く提供しようとしうメーカーの姿勢は良かったとは思うのだが、アイテムが悪かったのだろう。「自分の作品は安売りしない・させない」が昔からの永野のスタンスだったのだから。



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ラーク(現ウェーブ)の1/100レッドミラージュだ。ファイブスターのGK第1号だ。ただGK黎明期のキットゆえ、今のアマチュアディーラーのイベント売りのキットよりも抜きやパーツ精度は低い。これをちゃんと完成させられれば、どんなキットが来ても怖くない、という苦行のようなキットだ。昔の主流だった固定ポーズキットに、新しい試みとして可動を入れようとしたたために、中途半端に固定と可動が入り混じっているから、尚のこと始末が悪い。考えてもみて欲しい。足首はポリキャップを使っているのだが、膝はPC不使用でキャストパーツのハメ合わせ可動。それでいて股関節が固定なのだから、脚の可動は意味がないではないか。仕様の模索をしていて、答えが出ないまま商品化された状態は、まるで最初の1/100ガンダムみたいだ。

ヤフオクで箱なし・作りかけを追加して買ったので、写真の箱には2セット入っている。



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ウェーブの1/100ジュノーン初期型。レッドミラージュに続く第2弾でこちらは全関節がPC内蔵で可動する。以前にこのブログで仮組した状態を紹介したので、説明は割愛。

そちらを参照して頂きたい。


http://ameblo.jp/mdsf-x1/entry-11063934734.html



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同じくウェーブの1/100レッドミラージュのブーメランユニット装備型。フレームユニットがソフビからプラパーツに変更された廉価版である。

ブーメランユニットもプラパーツに変更されると思っていたのだが、変更されなくて残念である。重量的な問題からソフビの方が良しと判断されたのかもしれない。まあ、16800円だった物が6800円と1万円も値下がりしたのだから、文句は言うべきではないのかもしれない。


増装備型(フレームユニット付)にブーメランユニットが追加されたキットなのでこちらもキット解説は過去の増装備の記事を参照して頂きたい。


http://ameblo.jp/mdsf-x1/entry-10891001889.html