「白血化MDS」とはMDSの方で芽球が20%を超えた場合を言います。
de novo AML(MDSの先行のない急性発症の白血病)の中にも様々な病型があり、治癒しやすいものから治癒困難なものまで様々ですが、総じて「白血化MDS」より良い予後をしめします。
そのような治療困難な「白血化MDS」に対して緒方先生はビダーザを柱に様々な工夫をして治療して、生活の質を保ちながら長く生きることを可能にしてきました。しかしそれでも予後の悪い方はいらっしゃいます。その方々に昨年日本でも販売が開始されたビキセオス(ダウノルビシンとシタラビンの合剤)を使用した治療でさらに大きく患者さんの生存中央値の伸長が可能になりました。
ただ、ビキセオスはビダーザ以上に使い方が難しい薬のようです。今回のフォーラムでは緒方先生に、今までのビキセオスによる治療例を踏まえて、白血化MDSの治療についてお話いただこうと思っています。
是非、いらして下さいね。
