……あるお手紙1の続きです。

 

送っていただいた骨髄塗抹標本は血液で薄まっていて、細胞があまりなかったので、再度、骨髄の検査を実施しました。

 

「骨髄は高度の低形成で、巨核球は減少、赤芽球の一部に異形成を認めました。骨髄異形成症候群(MDS)と再生不良性貧血(AA)のoverlapした病態が疑われます。」

「1)MDSとAAの境界領域の様な状態です。」ということでした。

 

そこで、先生から(簡単に書くと)
*ネスプの皮下注射(週1回240ug)とシクロスポリン内服を試してみる価値はあると思います。
*血小板輸血については、化学療法後ではないMDSの場合、血小板数0.5万程度まで下がり、口腔内などに出血症状が明確であれば輸血をするのがよいでしょう。

というようなセカンドオピニオンをお返ししました。

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