気がついたら、8月も終わりではありませんか!!!

 

もちろん、ただCovid-19に追われていただけではありません。

敵はMDSです。

でも、血液疾患の患者さんにとって、Covid-19は普通の方以上に脅威です。

 

最初にクラスターが発生した永寿総合病院の発表によると、

院内感染として新型コロナウイルス感染症を発症した患者さんのうち、血液疾患の患者さんは40人で、内21人が亡くなっています。50%以上の死亡率です!

また亡くなった方41人のうち、21人が血液疾患,他疾患の患者さんは20人だったそうです。

 

また血液疾患症例においては生存期間中央値は29日で,

酸素投与が開始後,急激に呼吸状態が悪化し
死に至るもしくは人工呼吸器管理を要する状態に至るまでの日数が有意に短いという結果が示されています。

 

ということで、血液疾患の患者さんが新型コロナウイルスに感染した場合の危険性は他の疾患に比較しても圧倒的に高く、極めて短期間に重症化し致死的となる可能性があります。

 

というわけで、極めて神経質になるわけです。

 

かといって、他の病院のように、面会を完全に制限したりもしたくないし、ということで、あれやこれや工夫しながら、今のところはなんとかご家族の面会だけは制限しながら続けています。

 

でも、いろいろな対策や、検査、ワクチン接種のための準備手続き等々、すっかり疲れてしまいました。は~っ、……。

 

そんなこんなで、今年はブログの更新もめったにできなかったわけです。

心待ちにしてくださっていた、何名かの方々、ごめんなさいでした!!