IPSS-R(Revised International Prognostic Scoring System)はMDSの予後を予測するシステムです。
(Greenberg P et al. Blood. 2012)

 

生存中央値は例えば100人の患者さんがいて、50番目の人が亡くなった時になります。

ですから49人の方はその前に亡くなり、50人の方はまだ亡くなっていないということになりますね。

これはグリーンバーグ先生を中心とするグループが膨大な数を解析して導き出したものです。

ちなみに重要な核型の分類は以下のとおりです。

骨髄検査をした際に染色体の検査をしているはずですので、それを見て下さい。

,で区切られている部分が1つの異常です。

 

分からない時はお電話下さい。
あるいは、フォーラムの際にお持ち下さい。

 

そうそう、IPSSやIPSS-Rを中心になってまとめたグリンバーグ先生です。

 

 


2016年の第2回MDSウィーン会議の際の写真です。