以下のコメントを頂きました。コメントだと目立たないので。せっかくですから。
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>ふつうのひとさん
class2 mutationでMDSが発症
さらにclass1 mutationや、スプライシング、エピジェネティックに関与するmutationが入ることでMDS overt leukemiaになるのは常識です。
blast割合20%未満でもAMLと診断されることがあることからも、blast割合がMDS/AMLを病態生理学的にわけているわけではありません。
もうちょっと勉強したほうがよろしいかと・・
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これは私の記事「骨髄異形成症候群に関する誤解」 に頂いたコメントですが、それを転載しますね。
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ほとんどの患者さんが骨髄異形成症候群が進行して急性骨髄性白血病になると説明されているようです。
これはある意味で本当ですが(定義上、芽球が20%を越えたらAMLと定義されているので)、一方で大きな間違いです(病気の性質がAMLに変わる訳ではないので)!
つまり~、何が言いたいかというと、骨髄異形成症候群よりも急性骨髄性白血病の方が「重い病気」という認識が間違っているということ。
残念ながら。
フォーラムのMDSの基礎の基礎で説明していますから~!!!
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というような内容だったわけです。
上記のコメントに茶々をいれてもいいですか~??
「class2 mutationでMDSが発症」って、そんな無茶な!!
いや~、そんな単純な話じゃないと思うのですが。大体、そもそもMDSの診断の時に染色体検査はともかく、遺伝子検査までは通常しないと思います。あと、発症って??症状が出るって意味では?
「さらにclass1 mutationや、スプライシング、エピジェネティックに関与するmutationが入ることでMDS overt leukemiaになる」
本当に??それで認定するのですか?どっかにそんな風に書いてあっただけなのでしょうか?
「blast割合20%未満でもAMLと診断されることがあることからも」
そんなこと知ってます。芽球が20%を下回っているのでMDSと診断された。MDSと診断されたので、セカンドオピニオンに来た。けれどDenovoAML(原発性の急性骨髄性白血病)の誤診だった、ということがいままでに数件ありました。
でもここの話とは関係ないと思います!
言っときますけど、(定義上、芽球が20%を越えたらAMLと定義されているので)という私の記載は、これはこれで間違いではありません!
私は、芽球が20%を超えていなければAMLではないなんて、書いてはいませんよ!
よ~く読んで下さいね。
私が言っているのは、多くの血液内科のドクターが、骨髄異形成症候群の診断にともないに患者さんに説明する際に、「ほおっておくと白血病になる病気です」と説明している、そして患者さんもそう思っているってこと。
そして「それは違いますよ、白血病になるわけではありませんよ。元々の急性骨髄性白血病とは性質が違うし、勿論有効な治療も違いますよ!」ということです。
さらに、急性骨髄性白血病に比較して、骨髄異形成症候群が「軽い病気」なのではない(残念ながら)ということですよ。
方向違いでからまないで下さいね。
遺伝子とか研究している10年目くらいのドクター(MDSの治療経験多少ありかな~、ないかな~くらい???)と見たが、如何でしょうか?
アメリカ帰りとか?(日本語ができるのなら日本語で書いて下さいね。私、以前、絡んできた通りすがりの人に英語を最初から勉強し直せって指摘されましたから。)
日本語(特に読解力)を最初から勉強した方が良いのでは、とか言っていいですか??
Om shuddha shuddha