今日、というよりも正確には昨日きた電話相談。
以前、セカンド・オピニオンにいらした方で、ビダーザをその後9回やったのだが、効かなくなって、キロサイドを数回投与しました。大きな副作用はなかったのですが、芽球は9%までしか下がらず……、白血病によく使用される抗がん剤の大量投与に入るしか方法はないと先生にいわれ、来週の火曜日に抗がん剤を投与するカテーテルを埋め込み、治療を開始する予定なのですが、不安です、というようなご相談でした。
緒方先生でしたら、もし必要でしたら昨日書いたようなビダーザに一工夫あるいは二工夫して大抵の方はその後もビダーザ治療を継続します。ただ、これは勿論内容が個々人によって異なるため骨髄異形成症候群の治療に精通してない他施設では難しいというより、不可能なのです。来て下されば100%はお約束はできませんが、ほぼビダーザ治療を継続できています。
しかし、この方は大阪の方です。
先日も関西の芦屋にすんでいらっしゃる方がビザーザを開始しても芽球の上昇が止まらなかったということで、いらっしゃいました。この方は成功して、芽球も末梢血では0%に戻り(転院まえは30%でした)、元気よく退院されて、地元の病院の先生も協力して下さるということで、今後ビダーザ治療のため、ウチ(東京血液疾患診療所)に通院されることになりました!
先ほどの方もいらっしゃれれば良いのですが。
それぞれに事情もありますものね………。
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